演習 - take 演算子を使って特定の行数を返す
Kusto クエリを使って、データセットを調べ、分析情報を得ることができます。 なじみのない気象データセットがあり、このデータから何がわかるかを調べたいという目的を思い出してください。
ここでは、このデータの構造を確認し、これらの嵐の事象についてどのような質問ができるかについて理解しましょう。
最初のクエリを作成する
データのサンプルを確認し、テーブルの列やデータの種類を把握しましょう。 すべての行を見る必要はなく、数例を見るだけで構いません。
このタスクには take
演算子が最適です。指定した数の任意の行を返すことができるからです。
このクエリをクリップボードにコピーします。
StormEvents | take 5
前に設定したクエリ エディターにクエリを貼り付けます。
このクエリは、データ テーブル StormEvents への参照で始まっていることに注目してください。 このデータは最初で唯一の演算子にパイプされ、任意の 5 行が選ばれています。
クエリを実行するには、クエリ ウィンドウの上にある [実行] ボタンを選ぶか、キーボードの Shift + Enter キーを押します。
次の例のような結果になることを確認します。 行は任意に選ばれるため、実際の行のデータは異なる場合があります。
結果を検索する
この結果について何か気付いたことはありますか。 スクロールしてデータセット全体を確認します。 いくつかのポイントがあります。
- 各事象には、2007 年以降の開始時刻と終了時刻があります。
- EventType 列には、さまざまな種類の嵐が表示されます。
- 個々の嵐が発生した州 (State 列) はすべて大文字で書かれています。
- 各嵐に関連付けられた損害は、DamageProperty と DamageCrops という 2 つの列にあります。