テナントのストレージ容量

完了

Power Platform テナントを管理する際に注意が必要なもう 1 つの領域は、使用可能なストレージの量です。 Dataverse のストレージは 3 つのソースに分割されます。

  • データベース: Dataverse データベースのテーブルに保存されているデータを指します。 これには、すぐに使用できるテーブルやカスタム テーブルなどの項目が含まれます。

  • ログ: 監査ログやプラグイン追跡ログなどの情報のキャプチャに使用されるログ ファイルを指します。

  • ファイル: 取引先担当者レコードに保存されている顧客の写真など、Dataverse 環境に保存されている画像またはファイルを指します。

初期自体では、ソースごとに基本容量が割り当てられています。 所有しているユーザー ライセンス数に基づいてストレージが追加されます。 ニーズの変化に応じて、追加の容量を購入できます。

次の図は、管理センターでの表示例を示しています。

Dataverse のストレージ容量のスクリーンショット。

容量の詳細は、5 つのタブに分かれています。

  • 概要: ソース別の全体的なストレージ容量情報など、テナントの容量に関する全体的な概要が表示されます。

  • Dataverse: テナント内の各環境で使用されているストレージの内訳が表示されます。

  • Microsoft Teams: Dataverse for Teams によって使用されている容量の内訳が表示されます。

  • アドオン: 各種ビジネス アプリケーションをサポートするために会社が購入した容量アドオンの内訳が表示されます。

  • 試用版: 試用環境によって使用されている容量の内訳が表示されます。

Dataverse のストレージ容量の概要を示したスクリーンショット。