作成アクションと変数アクションを使用してデータを表示する
フローは正常に実行されるが、そのフローが原因で意図した結果が得られないというケースが起こることもあります。 そのような場合に、作成アクションや変数アクションを使用して解決する方法を説明します。
前回のアクションで作成されたデータを作成アクションで表示する
作成アクションは、ユーザーによるアクションへの入力から任意のオブジェクトを作成します。
たとえば、手動でフローをトリガーする トリガーで生成されたデータのタイムスタンプの形式を確認するとします。 Timestamp の動的コンテンツを 作成 アクションに追加します。
アクション名をわかりやすい名前に変更します。
このフローを保存して実行し、表示されるタイムスタンプの形式が意図したものと異なっていることが確認できたとします。
ここで、formatDateTime 式を使用して形式を変更することができます。
追加データを変数アクションで表示する
1 つの承認アクションを複数のユーザーに送信する必要があるとします。 データは、Microsoft Lists のリストの役職列と承認者列に格納されます。役職は 1 行のテキストであり、承認者は人物またはグループです。 承認者は複数選択することができます。
選択したすべての承認者の名前を表示するために、変数を初期化する必要があります。
変数に名前を入力し、文字列 型に設定します。
文字列変数に追加 アクションを検索して選択します。
ここで、すべての承認者のメール アドレスを追加することができます。
このアクションにより、追加された承認者の数が自動的にカウントされ、承認者が一度に 1 人ずつ文字列変数に追加されます。