App Service で自動スケールを有効にする
このユニットでは、自動スケールを有効にする方法、自動スケール ルールを作成する方法、自動スケール アクティビティを監視する方法について説明します
自動スケールを有効にする
自動スケーリングを開始するには、Azure portal で App Service プランに移動し、左側のナビゲーション ウィンドウの [設定] グループで スケールアウト (App Service プラン) を選択します。
手記
すべての価格レベルで自動スケールがサポートされているわけではありません。 開発価格レベルは、1 つのインスタンス (F1 および D1 レベル) に制限されるか、手動スケーリング (B1 レベル) のみを提供します。 これらのレベルのいずれかを選択した場合は、最初に S1 またはいずれかの P レベルの運用レベルにスケールアップする必要があります。
既定では、App Service プランでは手動スケーリングのみが実装されます。 カスタム自動スケール 選択すると、スケール設定の管理に使用できる条件グループが表示されます。
を有効にする
スケール条件を追加する
自動スケールを有効にすると、自動的に作成された既定のスケール条件を編集し、独自のカスタム スケール条件を追加できます。 各スケール条件は、メトリックに基づいてスケーリングすることも、特定のインスタンス数にスケーリングすることもできます。
既定のスケール条件は、他のどのスケール条件もアクティブでない場合に実行されます。
メトリックベースのスケール条件では、作成するインスタンスの最小数と最大数を指定することもできます。 最大数は、価格レベルで定義されている制限を超えることはできません。 また、既定以外のすべてのスケール条件には、条件を適用するタイミングを示すスケジュールが含まれる場合があります。
尺度の規則を作成する
メトリックベースのスケール条件には、1 つ以上のスケール ルールが含まれています。 [ルールの追加] リンクを使用して、独自のカスタム ルールを追加します。 ルールが自動スケール アクションをトリガーするタイミングを示す条件と、前に説明したメトリック、集計、演算子、しきい値を使用して実行される自動スケール アクション (スケールアウトまたはスケールイン) を定義します。
オートスケーリング活動を監視する
Azure portal では、実行履歴 グラフを使用して自動スケールがいつ発生したかを追跡できます。 このグラフは、時間の経過と同時にインスタンスの数がどのように変化し、どの自動スケール条件によって各変更が発生したかを示しています。
アプリの実行履歴情報
の [概要] ページに表示されているメトリックと共に、実行履歴 グラフを使用して、自動スケール イベントとリソース使用率を関連付けることができます。