予約の表示と管理
予約を購入した後、Azure portal で予約を確認できます。 予約購入者には、予約注文と予約に対する所有者アクセス権があります。 購入者は、予約の範囲、交換、返金、分割、または結合を変更できます。
購入後に予約を確認する
既定では、次のユーザーが予約を表示および管理できます。
- 予約を購入した担当者と、予約の購入に使用した課金サブスクリプションのアカウント管理者が、予約注文に追加されます。 Azure portal で明示的にアクセスした予約を表示するには、[予約] に移動します。
- マイクロソフト エンタープライズ契約 (EA) および Microsoft 顧客契約の課金管理者。 課金アクセスは、ロールに従って付与されます。 Azure portal で予約の表示と管理を行うには、[コストの管理と請求]>[予約トランザクション] に移動します。
また、プログラムで予約の購入を管理することもできます。 詳細については、「API、PowerShell、CLI を使用して予約と使用率を取得する」を参照してください。
アクセス許可を割り当てる
Azure portal で予約注文とアクセス制御 (IAM) を使用して、予約のアクセス管理を委任できます。
予約は "予約注文" の子オブジェクトです。 他のユーザーにアクセス許可を付与する場合は、予約注文にアクセス許可を付与することをお勧めします。 注文に基づくアクセスにより、ユーザーは交換や返金などの商取引を行うことができます。
予約のスコープの変更
購入後に、予約範囲を共有範囲から単一のサブスクリプションまたはリソース グループに、またはその逆に更新することができます。 予約範囲を更新するには、予約を選択します。 次に、[設定]>[構成] を選択し、範囲を変更します。
範囲を変更しても予約の終了日に影響はなく、新しい請求トランザクションが発生することはありません。
既存の予約を分割またはマージする
通常は行われませんが、予約を分割すると、インスタンスを分散して詳細な範囲管理を行うことができます。 PowerShell、CLI、または API を使用して予約を分割できます。 詳細については、「1 つの予約を 2 つの予約に分割する」を参照してください。