はじめに
あなたはオンプレミスに配置されているサーバーで現在実行されている、Web アプリを作成する会社に勤務している Java 開発者です。 会社は Web アプリを Azure App Service に移行することに決めました。あなたは、開発チームのために、できる限り円滑に移行を行えるようにする必要があります。 スムーズな移行により、彼らは既に使用しているツールで Web アプリの作成とデプロイを継続できます。 たとえば、開発チームは Apache Maven を使用して、Java アプリケーションのビルド プロセスを自動化します。
Azure App Service には、さまざまな言語とテクノロジをサポートするいくつかのプラグインがあります。 Azure App Service 用の Maven プラグインを使用すると、Java 開発者は使い慣れたビルド ツールを継続して使用できます。 Maven プラグインは、アプリの構成と Azure App Service へのデプロイをサポートしており、このプラグインを既存のビルド自動化に統合する方法を調査する必要があります。
このモジュールでは、Maven Web アプリの原型を使用して Java Web アプリを作成します。 Web アプリの作成が完了したら、ローカルで実行してテストするように構成します。 Web アプリがローカルで動作していることを確認したら、Maven プラグインを使用して Azure App Service にデプロイします。
このモジュールを修了すると、Azure App Service 用の Maven プラグインを既存のビルドの自動化に組み込むことが簡単であることがわかります。 プラグインを組み込むことで、開発チームは会社で使い慣れた Maven ツールセットを引き続き使用できるようになります。
学習の目的
このモジュールでは、次のことを行います。
- Java Web アプリを開発する。
- Azure App Service 用の Maven プラグインを構成する。
- Maven プラグインを使用して Web アプリをデプロイする。
前提条件
- Java での Web アプリの作成経験
- Maven を使用した Java Web アプリのビルドとデプロイに関する知識