はじめに
緩やかに変化するディメンション (SCD) とは、ディメンション モデルで、ディメンション値の時間の経過に伴う変更を処理するテーブルです。 緩やかに変化するディメンションを設計および読み込むためのベスト プラクティスを学習すると、データの変更を正常に処理するのに役立ちます。
このモジュールでは、ディメンション メンバーの時間の経過に伴う変更を管理するために一般的に使用される SCD タイプについて説明します。 次に、専用の SQL プール内の緩やかに変化するディメンション テーブルを段階的に更新できるマッピング データ フローを作成します。
このモジュールでは、次のことができるようになります。
- 緩やかに変化するディメンションとそのユース ケースを理解する
- 緩やかに変化するディメンションの一般的なタイプと、それらをいつ使用するかを理解する
- マッピング データ フローを使用して、タイプ 1 の緩やかに変化するディメンション タイプを設計して実装する
このモジュールを学習する前に、次のことをできるようにしておくことをお勧めします。
- Azure Portal にログインします。
- Synapse Analytics ワークスペースを作成する
- Azure Synapse Analytics SQL プールを作成して接続する