はじめに

完了

ほとんどの組織には、クラウドでホストされるデータに多様な要件があります。 多くの場合、データにはさまざまな種類やサイズがあり、単一のストレージ ソリューションですべての要件を満たすことはできません。 あなたは、中規模の金融サービス会社で働いているとします。 最高技術責任者 (CTO) は、複数のアプリケーション、データベース、サポート ファイルをクラウドに移行したいと考えています。 この移行により、会社のデータセンター内に保持される物理サーバーの数が減ります。 移行戦略の一環として、あなたはクラウドベースのストレージ インフラストラクチャに適したアプローチを決定する必要があります。

移行戦略では、SAP HANA (高パフォーマンス分析アプライアンス) や多くの SQL データベースなど、ハイパフォーマンスのストレージを必要とするエンタープライズ アプリケーションをどのように移動するかが最大の関心事になります。 一部のアプリケーション ワークロードでは、定期的にバッチ ジョブが実行されます。 バッチ ジョブでは短期間にハイ パフォーマンスが必要になりますが、ほとんどの場合、ベースライン パフォーマンスがあります。

あなたは、Azure Disk Storage の種類と機能を評価し、ハイパフォーマンスのストレージを必要とするアプリケーションのパフォーマンスとコストを最適化するストレージ ソリューションを提案する必要があります。

学習の目的

このモジュールでは、次のことを学習します。

  • Azure で使用できるディスクの種類。
  • ディスク パフォーマンスの測定方法と、それに影響を与える設定と選択肢。
  • パフォーマンススケーリング オプション。

前提条件

  • Azure Disk Storage の基本的な知識
  • Azure 仮想マシン (VM) の基本的な知識
  • Azure portal の使用経験