mgt-get コンポーネントを使用して Microsoft Graph クエリを最適化する

完了

Microsoft Graph ツールキットは、カスタマイズを必要とせず、HTML 上で特定の Microsoft Graph のクエリに直接接続するのに役立つさまざまなコンポーネントを提供します。

たとえば、アプリにユーザーのグループを表示するとします。 People コンポーネントを使用して、Microsoft Graph の呼び出しを処理できます。

ここでは、[People] コンポーネントを HTML で使用した例をご紹介します。

<mgt-people></mgt-people>

[People] コンポーネントは、次の Microsoft Graph クエリを作成します。

GET /me/people

[People] コンポーネントが生成する出力は以下のようになります。

Microsoft Graph ツールキットの [People] コンポーネントの表示方法を示すスクリーンショット。

次の Microsoft Graph API for Outlook クエリを使用して、ユーザーの電子メールを取得するとします。

GET /me/messages

この機能はツールキット コンポーネントの 1 つではありませんが、Microsoft Graph クエリを使用して、Microsoft 365 で利用可能な数百の異なるデータセットに到達することができます。 [Get] コンポーネントを使用すると、任意の Microsoft Graph クエリを呼び出して、必要なデータを HTML で直接取得することができます。

ここでは、[Get] コンポーネントを使用した例をご紹介します。

<mgt-get></mgt-get>

次の属性を <mgt-get> タグに追加して、作成する Microsoft Graph クエリの種類を定義することができます。

  • resource:リクエストに適した Microsoft Graph API のクエリ。
  • scopes: リクエストに必要なスコープ。
  • version: リクエストの Microsoft Graph API バージョン。

Microsoft Graph ツールキットの他のコンポーネントとは異なり、[Get] コンポーネントには既成の UI はありません。 データの表示に使用するテンプレートを構成する必要があります。

次の演習では、[Get] コンポーネントを使用して、サインインしているユーザーの OneNote から Notebook を表示する方法を学びます。