概要
Microsoft Graph を使用すると、JavaScript アプリで現在のユーザーのメールを表示することができます。 ユーザーがメッセージをすばやく確認できるように、ページで取得できます。 さらに、アプリを高速にするために、Microsoft Graph から必要なデータのみを読み込むことがあります。
シナリオ
Microsoft Graph は、Microsoft 365 に保存されているデータにアクセスする API です。 Microsoft Graph SDK と Microsoft Authentication Library を使用すると、ユーザーは Microsoft 365 アカウントでアプリにサインインし、アプリで Microsoft 365 のデータを表示することができるようになります。
たとえば、ユーザーが最新のメールにすばやくアクセスして、最近連絡を取ったユーザーを確認できる Web アプリを作成するとします。 ユーザーが Microsoft 365 アカウントでサインインできるアプリを作成します。 ユーザーがサインインすると、Microsoft Graph を使用して最近使用したメールを取得し、アプリに直接表示します。
前提条件
- Microsoft 365 テナントへのグローバル管理者アクセス
- Microsoft 365 での認証と認可の基礎的な理解
- HTML と JavaScript に関する基礎的な理解
- Microsoft Graph に関する基礎的な理解
- Node.js LTS
学習目標
このモジュールを完了すると、次の操作を実行できます。
- Microsoft Graph を使用して電子メールを取得するように JavaScript アプリを構成します。
- Microsoft Graph からユーザーのメールを取得します。
- Microsoft Graph の大規模なデータ セットをページに分割します。