可用性テストを選択する
Web アプリまたは Web サイトをデプロイした後、繰り返すテストを設定して、可用性と応答性を監視できます。 Application Insights は、世界各地の複数のポイントから定期的にアプリケーションに Web 要求を送信します。 お使いのアプリケーションが応答していない場合、または応答が遅すぎる場合は、アラートを受信できます。 Application Insights リソースごとに最大 100 個の可用性テストを作成できます。
可用性テストでは、テストしている Web サイトに変更を加える必要はありません。パブリック インターネットからアクセスできる HTTP または HTTPS エンドポイントに対して動作します。 サービスが依存している REST API の可用性をテストすることもできます。
Application Insights リソースごとに最大 100 の可用性テストを作成できます。可用性テストには次の 3 種類があります。
標準テスト: これは、非推奨の URL ping テストと同様に、1 つの要求を送信して Web サイトの可用性をチェックする可用性テストの一種です。 標準テストには、エンドポイントが応答し、パフォーマンスを測定しているかどうかの検証に加え、TLS/SSL 証明書の有効性、プロアクティブな有効期間チェック、HTTP 要求動詞 (
GET
、HEAD
、POST
など)、カスタム ヘッダー、HTTP 要求に関連付けられたカスタム データなども含まれます。カスタム TrackAvailability テスト: 可用性テストを実行するカスタム アプリケーションを作成することにした場合、TrackAvailability() メソッドを使用して、結果を Application Insights に送信できます。
URL ping テスト (クラシック): ポータルを使用してこのテストを作成し、エンドポイントが応答するかどうかを検証し、その応答に関連付けられているパフォーマンスを測定できます。 また、依存する要求の解析などの高度な機能と結合されたカスタム成功基準を設定し、再試行が可能になります。
重要
URL ping テスト: 2026 年 9 月 30 日、Application Insights の URL ping テストは廃止されます。 既存の URL ping テストはリソースから削除されます。 標準テストの価格と、その利用への切り替えを 2026 年 9 月 30 日より前に確認して、Application Insights リソースでシングル ステップの可用性テストを引き続き実行できるようにします。