自動的に再ウェーブを行って未処理の明細行を新しいウェーブに追加する
組織の管理者は、出荷をウェーブに自動で追加するジョブをスケジュールして、業務のスピードと効率を高めることができます。 このジョブがシステムで実行されると、未完了の作業が検索されて、自動的に再ウェーブされます。 失敗した出荷明細行ページで、再ウェーブする準備が整った明細行を表示できます。
ワークフローの再ウェーブ
再ウェーブ ワークフローを有効にすると、失敗した出荷明細行を組織が手動で監視する必要がなくなります。 作業は自動的に作成され、各ウェーブに追加されます。 このプロセスは、ウェーブの処理時に出荷明細行に失敗した場合に開始されます。 システムによりウェーブの残りの部分の処理が続行されると、失敗した出荷明細行は削除されます。 失敗した出荷明細行がある場合、失敗した出荷を処理するのに必要な作業のプレースホルダーがシステムによって作成されます。 次に、倉庫操作に基づき、ピッキング場所で在庫が補充されます。 出荷をウェーブに自動で追加するバッチ ジョブが再度実行されると、前に失敗した出荷明細行が再度識別され、新たに作成された作業が処理のためウェーブに追加されます。
出荷をウェーブに自動で追加するバッチ ジョブは、正常に処理されたレコードと、出荷テーブルに出荷が含まれているレコードで、失敗した出荷明細行テーブルを確認することにより終了します。 ウェーブ処理の削除された出荷のクリーンアップ ジョブが実行され、失敗した出荷明細行テーブルから失敗した出荷明細行が削除されます。
失敗した出荷明細行を監視するには、倉庫管理 > 出荷 > 失敗した出荷明細行 の順に移動します。
システムでの再ウェーブの有効化
倉庫管理 > 設定 > 倉庫管理パラメーター の順に移動します。 全般 タブを選択し、ウェーブを処理 クイック タブを展開します。 ウェーブのバッチ処理 を はい に切り替えます。 保存 を選択します。
ウェーブ バッチ ジョブへの出荷の自動追加のスケジュール
倉庫管理 > 出庫ウェーブ > 出荷をウェーブに自動で追加する に移動します。 バックグラウンドで実行 クイック タブを展開し、バッチ処理 フィールドを はい に設定します。
注
タスクの説明 フィールドで、[出荷をウェーブに自動で追加する] に値が自動入力されている場合、 繰り返し を選択し、再ウェーブ ジョブを実行する頻度を定義します。 OK を選択してジョブのスケジュールを保存し、ジョブを作成する前に OK をもう一度選択します。 必要に応じて、対象となるレコード オプションを使用してバッチ ジョブにフィルターを追加することができます。
クリーンアップ ジョブのスケジュール
失敗した出荷明細行と古い出荷明細行を失敗した明細行テーブルから確実に削除するには、クリーンアップ ジョブをスケジュールする必要があります。 これを行うには、倉庫管理 > 定期処理のタスク > クリーンアップ > ウェーブ処理の削除された出荷のクリーンアップ の順に移動します。 再ウェーブ処理しきい値のクリーンアップ フィールドと 指定された日数より過去の最終更新 フィールドを定義します。 バックグラウンドで実行 クイック タブを展開し、バッチ処理 オプションを はい に設定します。
注
タスクの説明 フィールドで、[ウェーブ処理の削除された出荷] に値が自動入力されている場合、 繰り返し を選択して、バッチ ジョブを実行する頻度を定義します。 OK、OK の順に選択します。