ステージングと注文ピッキング
原材料ピッキングには、2 つのピッキング原則があります。
- 注文ピッキング
- ステージング
注文ピッキングという用語は注文済数量をピッキングするときに使用されるのに対し、ステージングという用語はピッキング済のライセンス プレートの全数量を移動するときに使用されます。 この 2 つの原則のうち、どちらを使用して原材料ピッキングを行うかを構成できます。 このポリシーは、倉庫クイック タブのライセンス プレートの場所での材料のピッキング フィールドを使用して品目レベルで制御できます。
製品情報管理 > 製品 > リリース済製品
新しい製品を作成すると、ライセンス プレートの場所での材料のピッキング フィールドの値が注文ピッキングに設定されます。
原材料ピッキングの作業の切り上げ
原材料ピッキングの場所のディレクティブを構成して、生産用に材料をピッキングするときの最も近い材料取り扱い単位に作業を切り上げることができます。 単位に丸めるフィールドは、単位ごとに制限フィールドと共に使用します。
倉庫管理 > 設定 > 場所のディレクティブ
製造オーダーとバッチ オーダーに対する材料の超過ピッキング
倉庫の管理者は Microsoft Dynamics 365 Supply Chain Management を利用して原材料の超過ピッキングを管理できます。 超過ピッキングは、最も近い梱包単位に切り上げるために超過ピッキングした方が効率的である場合や、内容全体をピッキングして倉庫内のスペースを空ける方が効率的である場合に役立ちます。
この機能を使用するには、事前に有効にする必要があります。 機能管理に移動し、[製造オーダーとバッチ オーダーに対する材料の超過ピッキング] 機能をオンにします。
製造オーダーとバッチ オーダーに対する超過ピッキングをセットアップするには、作業者に超過ピッキングをセットアップし、モバイル デバイスのメニュー項目に超過ピッキングをセットアップする必要があります。
作業者の超過ピッキングをセットアップするには、倉庫管理 > 設定 > 作業者に移動します。
倉庫管理 > 設定 > モバイル デバイス > モバイル デバイスのメニュー項目に移動して、モバイル デバイス メニュー項目の超過ピッキングをセットアップします。
倉庫管理者は、超過ピッキングの許容されるしきい値を設定し、作業者が製品を超過ピッキングできる範囲を制御できます。 これを行うには、製品情報管理 > 製品 > リリース済製品の順に移動します。