演習 - VM にソフトウェアをインストールする
VM 上で最後に試してみたいのは、Web サーバーをインストールすることです。 インストールするのが最も簡単なパッケージの 1 つとして、nginx
があります。
NGINX Web サーバーをインストールする
使用する SampleVM Linux 仮想マシンのパブリック IP アドレスを検索します。
az vm list-ip-addresses --name SampleVM --output table
次に、前の手順のパブリック IP アドレスを使用して SampleVM への
ssh
接続を開きます。ssh azureuser@<PublicIPAddress>
仮想マシンにログインしたら、次のコマンドを実行して、
nginx
Web サーバーをインストールします。 コマンドが完了するまでにしばらくかかります。sudo apt-get -y update && sudo apt-get -y install nginx
Secure Shell を終了します。
exit
既定のページを取得する
Azure Cloud Shell で、
curl
を使用して Linux Web サーバーから既定のページを読み取ります。その際、次のコマンドを実行しますが、<PublicIPAddress>
を、前に見つけたパブリック IP に変更します。 新しいブラウザー タブを開いて、このパブリック IP アドレスを参照することもできます。curl -m 80 <PublicIPAddress>
Linux 仮想マシンでは、仮想マシンへのネットワーク接続を保護するネットワーク セキュリティ グループを通じてポート 80 (
http
) を公開していないため、このコマンドは失敗します。 このエラーは、Azure CLI コマンドvm open-port
を実行すると、修正できます。Cloud Shell に次のコマンドを入力して、ポート 80 を開きます。
az vm open-port \ --port 80 \ --resource-group "<rgn>[sandbox resource group name]</rgn>" \ --name SampleVM
ネットワーク規則を追加し、ファイアウォールを通過するポートを開くまで、しばらく時間がかかります。
curl
コマンドをもう一度実行します。curl -m 80 <PublicIPAddress>
今度は、次のようなデータが返されます。 ブラウザーで該当するページを表示することもできます。
<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>Welcome to nginx!</title> <style> body { width: 35em; margin: 0 auto; font-family: Tahoma, Verdana, Arial, sans-serif; } </style> </head> <body> <h1>Welcome to nginx!</h1> <p>If you see this page, the nginx web server is successfully installed and working. Further configuration is required.</p> <p>For online documentation and support, refer to <a href="http://nginx.org/">nginx.org</a>.<br/> Commercial support is available at <a href="http://nginx.com/">nginx.com</a>.</p> <p><em>Thank you for using nginx.</em></p> </body> </html>