Windows PowerShell を使用して一対一のリモート処理を使用する

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一対一のリモート処理は、リモート コンピューターでコマンド プロンプトを使用するという点で、多くの UNIX および Linux コンピューターで使用される SSH ツールと似ています。 リモート処理の実装は SSH とは大きく異なりますが、ユース ケースは非常に似ています。 Windows PowerShell では、ローカル コンピューターでコマンドを入力します。これにより、コマンドを実行するリモート コンピューターにコマンドが送信されます。 結果は XML にシリアル化され、コンピューターに送信されて戻されます。その後、オブジェクトに逆シリアル化されて、Windows PowerShell パイプラインに配置されます。 一対一のリモート処理は、SSH とは異なり、Telnet プロトコル上には構築されません。

一対一の Windows PowerShell リモート処理を開始するには、Enter-PSSession コマンドを、その –ComputerName パラメーターと組み合わせて実行します。 他のパラメーターを使用して基本的な接続のカスタマイズを実行できます。これについては、後のトピックで説明します。

接続すると、Windows PowerShell プロンプトが変更され、接続先のコンピューターを示します。 セッションを終了し、ローカル コマンド プロンプトに戻すには、Exit-PSSession を実行します。 接続中に Windows PowerShell を閉じると、接続は単独で終了します。