更新プログラムの展開
Azure portal を使用して、更新ジョブを構成し、オンボードされた VM と物理サーバーに対してそのジョブが実行されるようにスケジュールできます。 更新プログラムのデプロイを作成するには、Azure portal で Automation アカウントに移動し、[更新の管理] を選択して、[更新プログラムのデプロイのスケジュール] を選択します。
更新プログラムのデプロイを作成する
Azure portal の [Schedule update management](更新管理のスケジュール) ブレードで、[更新プログラムのデプロイ] プロパティを設定する必要があります。 これを行うには、次の表に示す設定を使用して、更新プログラムのデプロイを構成する必要があります。
設定 | 操作 |
---|---|
名前 | 更新プログラムのデプロイの名前を入力します。 |
オペレーティング システム | [Windows] か [Linux] を選択します。 |
更新するグループ | 更新するグループを選択します。 これらは、デプロイ時に Azure によって解決される動的なグループです。 グループ内のマシンをプレビューすることはできますが、マシンの最終的なリストはデプロイの開始時に変更される場合があります。 マシンの数が 1,000 台を超えるクエリは現在サポートされていないため、その場合、更新のデプロイは失敗します。 Azure マシンと Azure 以外のマシンがサポートされています。 |
更新するマシン | 使用可能なマシンのリストから選択します。 |
更新プログラムの分類 | [緊急更新プログラム]、[セキュリティ更新プログラム]、[更新プログラムのロールアップ]、[Feature Pack]、[Service Pack]、[定義ファイルの更新]、[ツール]、[更新プログラム] のリストから選択します。 既定値の [すべて選択] を選択することもできます。 |
更新プログラムの包含/除外 | 除外する更新プログラムや特に含めるべき更新プログラムのサポート技術情報 (KB) ID を入力します。 |
スケジュール設定 | 開始日時、タイム ゾーン、繰り返しの値を指定します。 そのスケジュールが繰り返される場合は、間隔と有効期限の値を指定します。 |
事前スクリプトと事後スクリプト | 事前スクリプトと事後スクリプトは、更新プログラムのデプロイが実行される前または後に自動的に実行できるタスクです。 デプロイごとに、事前スクリプトと事後スクリプトを 1 つまで構成します。 |
メンテナンス期間 (分) | メンテナンス期間を分単位で設定します。 期間は、最低で 30 分以上、6 時間未満で指定する必要があります。 メンテナンス期間の最後の 20 分は、マシンの再起動のみが実行されます。 その時間に達すると、残りの更新プログラムは開始されません。 進行中の更新プログラムは適用されます。 既定のメンテナンス期間は 120 分です。 |
再起動のオプション | [必要に応じて再起動]、[再起動しない]、[常に再起動]、[Only reboot - will not install updates](再起動のみ - 更新プログラムをインストールしない) のリストから 1 つを選択します。 |
追加の参考資料
詳細については、次のドキュメントを参照してください。