Microsoft Teams で外部アクセスを管理する
外部アクセスとは、ドメイン全体における Teams ユーザーが Teams で会議の検索、呼び出し、チャット、設定を行うための手段です。 外部アクセスを使用して、Skype for Business および Skype を引き続き使用している他の組織のユーザーと通信することもできます。
組織の外部アクセスの構成には、次の内容が含まれます。
すべての外部ドメインを許可する: これは Teams の既定の設定です。組織内のユーザーが任意のドメインの組織外ユーザーとの会議の検索、呼び出し、チャット、設定を行えるようにします。
このシナリオでは、ユーザーは、Teams または Skype for Business を実行している、すべての外部ドメインを許可している、またはドメインを許可ドメイン リストに追加している、すべての外部ドメインと通信できます。
特定の外部ドメインのみを許可する: [許可ドメイン] リストにドメインを追加して、外部アクセスを許可ドメインのみに制限します。 許可ドメインのリストを設定すると、他のすべてのドメインが禁止されます。
特定のドメインを禁止する - [禁止ドメイン] リストにドメインを追加すると、禁止したもの 以外の すべての外部ドメインと通信することができます。
すべての外部ドメインをブロックする - 組織内のユーザーが、組織の外部のユーザーと任意のドメインで、会議を検索、通話、チャット、設定できないようにします。
外部アクセスを構成する
Teams 管理センターにサインインします。
左側のナビゲーション ウィンドウで、[ユーザー] > [外部アクセス] の順に移動します。
[外部組織の Teams と Skype for Business ユーザー] セクションで、ビジネス ニーズに基づいて設定を構成します。
特定のドメインを許可するには、以下の操作を行います:
- [特定の外部ドメインのみを許可する] を選択します。
- [ドメインを許可] を選択します。
- [ドメイン] ボックスに、許可するドメインを入力し、[完了] を選択します。
- 別のドメインを許可する場合は、[ドメインの追加] を選択します。
特定のドメインをブロックするには、以下の操作を行います:
- [特定の外部ドメインのみをブロックする] を選択します。
- [ドメインのブロック] を選択します。
- [ドメイン] ボックスに、許可するドメインを入力し、[完了] を選択します。
- 別のドメインをブロックする場合は、[ドメインの追加] を選択します。
[組織で管理されていない Teams アカウント] セクションで、ビジネス ニーズに基づいて設定を構成します。
組織内のユーザーは、アカウントが組織によって管理されていない Teams ユーザーと通信できます 組織によって管理されていない Teams アカウントを持つ外部ユーザーは、組織内のユーザーに連絡できます シナリオ 無効 選択しない 組織内の Teams ユーザーと、組織が管理していないアカウントを持つ外部の Teams ユーザーの通信をブロックします。 有効 選択しない 組織内の Teams ユーザーが連絡を 開始 した場合、組織が管理していないアカウントを持つ外部の Teams ユーザーと連絡できるようにします。
管理されていない Teams ユーザーは、完全なメール アドレスを検索して組織の連絡先を見つけることができません。有効 チェック 組織内の Teams ユーザーが、組織によってアカウントが管理されていない外部の Teams ユーザーと通信するための要求を 開始 および 受信 できるようにします。 組織内の Teams ユーザーが Skype ユーザーとチャットしたり通話したりできるようにする場合は、[組織内のユーザーに Skype ユーザーとの通信を許可する] 設定をオンにします。
[保存] を選択します。
他の Teams の組織の管理者も同じ手順を実行したことを確認します。 たとえば、他のある組織でその組織のユーザーと通信できる組織を制限している場合は、その組織の管理者は、許可ドメイン のリストにお客様の会社のドメインを入力する必要があります。
設定後、外部ユーザーのメール アドレスを使用し、連絡先として追加することで、チャットできます。 Teams チャットを介して外部ユーザーにチャット メッセージを送信し、応答を取得することで、フェデレーションが機能しているかどうかを確認できます。