Microsoft Entra テナントをプロビジョニングする

完了

Microsoft Entra ID は、Azure Virtual Desktop の ID とアクセス管理に使用されます。 これには、リモート セッション、管理要素、およびユーザー プロビジョニングへのアクセスが含まれます。 Azure Virtual Desktop では、Microsoft Entra ID を使用して、Azure で実行されているサービスと対話する操作と、使用可能なリソースを確認するためにユーザーが使用するアプリや Web サイトを認証します。

Azure Virtual Desktop のサービス レイヤーで認証するには、Microsoft Entra Domain Services または Active Directory Domain Services (AD DS) を使用します。 Azure Virtual Desktop のすべての VM はドメインに参加しています。 Microsoft Entra Domain Services または AD DS は、VM に対するユーザーの認証に使用されます。

Azure Virtual Desktop の準備には、いくつかの手順で Microsoft Entra ID を使用します。

Microsoft Entra テナントを取得する

Azure Virtual Desktop の使用を開始するには、Azure サブスクリプションを持つアカウントを使用して Microsoft Entra テナント環境にアクセスする必要があります。

  • Microsoft 365 - Microsoft 365 のサービスを使用している場合、既に使用可能なテナントがあります。 テナントの資格情報を使用して Azure portal にサインインするだけです。 Azure Virtual Desktop に必要な追加のコンピューティング、ストレージ、およびネットワークサービスを追加できます。 これらの Azure サービスは Microsoft 365 とは別に請求されるため、Azure サブスクリプションを作成する必要があることに注意してください。

  • 新しいテナント - Azure Virtual Desktop のセットアップに使用できるテナントまたはサブスクリプションがない場合は、https://azure.microsoft.com でサインアップします。

  • 試用環境 - 小規模なAzure Virtual Desktop のテスト環境では、試用環境を使用してコストを削減できる場合があります。 Azure Virtual Desktop を実行するために必要なサービスの多くは、ストレージ アカウントや仮想マシンなどの Microsoft 365 には含まれていません。 無料の Azure アカウントを作成します。