ハイブリッド クラウドとは
ハイブリッド クラウドでは、Azure のようなパブリック クラウドによって、プライベート クラウドとオンプレミスのデータセンターを結合します。 それにより、アプリケーションとデータは、どちらにも大がかりな場所がなくてもやり取りできます。
ハイブリッド クラウドを使用すると、企業は、処理の需要が増加したら、オンプレミスのインフラストラクチャをクラウドにシームレスにスケールアップし、需要が減少したら、そのインフラストラクチャを元に戻すことができます。 ハイブリッド クラウドにより、組織は、新しいワークロードに新しいクラウドファーストのテクノロジを使用し、特定のワークロードに、ビジネスクリティカルなアプリケーションとデータをオンプレミスで維持する柔軟性が得られます。 たとえば、アプリケーションによっては、移行にコストがかかりすぎるものや、コンプライアンス上の理由で移動できないものがあります。
ハイブリッド クラウド戦略により、組織はオンプレミスとクラウドのワークロードを連携させることができます。 ハイブリッド クラウドは、組織がオンプレミスから Azure への移行中にのみ使用する一時的な妥協案として考えないでください。 代わりに、ハイブリッド クラウドは、組織が情報技術ニーズに最もうまく対処する安定した妥協案を見つけることができる戦略となり得ます。