外部サービスとの接続の有効化
データ エンティティと OData を利用すると、財務と運用アプリを複数の外部サービスに接続できます。 ただし、そのためには、サービスが Microsoft Entra ID に登録されている必要があります。
Microsoft Entra ID にサービスを登録するには、次の手順を実行します。
- Azure portal の Microsoft Entra ID タブに移動します。
- プロパティ を選択し、ディレクトリ ID フィールドのテナント ID をメモします。 Microsoft Entra ID 認証トークンを取得するために、後でテナント ID が必要になります。
- Microsoft Entra ID タブで、アプリの登録 を選択します。
- 新規登録 を選択します。
- 名前 を入力します。 これは、このアプリケーションのユーザー向け表示名です。
- サポートされるアカウント タイプ を選択します。 次のオプションを利用できます。
- この組織のディレクトリ内のアカウントのみ - ディレクトリ内のすべてのユーザー アカウントとゲスト アカウントで、アプリケーションまたは API を使用できます。
- 任意の組織ディレクトリ内のアカウント - Microsoft の職場または学校アカウントを持つすべてのユーザーが、アプリケーションまたは API を使用できます。
- 任意の組織ディレクトリ内のアカウントと個人用 Microsoft アカウント - 職場または学校アカウント、または個人用 Microsoft アカウントを持つすべてのユーザーが、アプリケーションまたは API を使用できます。 これには、Microsoft 365 を使用する学校や企業に加え、サービスにサインインするために使用される個人用のアカウントが含まれます
- 個人用 Microsoft アカウントのみ - サービスにサインインするために使用される個人用アカウント。
- リダイレクト URI (オプション) セクションで、プラットフォームの選択 をクリックし、リダイレクト URI を入力します。 プラットフォームの選択に使用できるオプションは次のとおりです。
- パブリック クライアント/ネイティブ (モバイルおよびデスクトップ) - デスクトップなどのデバイス上で実行され、ブラウザーレス API、モバイル アプリ、またはクライアント側のブラウザー アプリなどがあります。
- Web - アプリケーション ロジックのほとんどがサーバー上で実行される、従来の Web アプリケーション。
- シングルページ アプリケーション (SPA) - ユーザー インターフェイス ロジックのほとんどが、主に Web API を使用する Web サーバーと通信する Web ブラウザーで実行される、シングルページ アプリケーション。
- 登録 を選択します。
Microsoft Entra ID でサービスを登録したら、次の手順を使用して財務と運用アプリにサービスを登録する必要があります。
- 財務と運用アプリで、システム管理 > セットアップ > Microsoft Entra ID アプリケーションの順に移動します。
- 新規を選択します。
- クライアント ID フィールドに Microsoft Entra ID で登録したアプリケーション ID を入力します。
- 名前フィールドにアプリケーションの名前を入力します。
- ユーザー ID フィールドで適切なサービス アカウントのユーザー ID を選択します。
- レコードを 保存 します。