Azure Automation State Configuration (DSC) を探索する

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Azure Automation State Configuration DSC は、PowerShell DSC の Azure クラウドベースの実装であり、Azure Automation の一部として利用できます。

Azure Automation State Configuration を使用すると、PowerShell DSC 構成の書き込み、管理、コンパイル、DSC リソースのインポート、およびターゲット ノードへの構成の割り当てをすべてクラウドで実行できます。

Azure Automation DSC を使用する理由

Azure Automation DSC の使用を検討する理由の一部を次に示します。

  • 組み込みのプル サーバー。 Windows Feature DSC サービスのような DSC プル サーバーを提供して、ターゲット ノードが構成を自動的に受信し、目的の状態に準拠し、コンプライアンスを報告するようにします。 Azure Automation の組み込みプル サーバーでは、自分のプル サーバーを設定および保守する必要がありません。
  • すべての DSC 成果物の管理。 すべての DSC 構成、リソース、ターゲット ノードは、Azure portal または PowerShell から管理できます。
  • レポート データを Log Analytics にインポートします。 Azure Automation 状態構成を使用して管理されるノードは、詳細なレポート状態データを組み込みのプル サーバーに送信します。 このデータを Log Analytics ワークスペースに送信する Azure Automation 状態構成を構成できます。

Azure Automation State Configuration の仕組み

Azure Automation State Configuration の動作する一般的なプロセスは次のとおりです。

  1. configuration 要素を使用して PowerShell スクリプトを作成します。
  2. Azure Automation にスクリプトをアップロードし、スクリプトを MOF ファイルにコンパイルします。 ファイルは DSC プル サーバーに転送され、Azure Automation サービスの一部として提供されます。
  3. 構成を使用するノードを定義し、構成を適用します。

図は、[構成]、[ノード構成]、および [ノード] の 3 つのセクションで構成されています。左側の [構成] には、「Automation アカウントごとに 1 つ以上」というテキストが下に表示されたコード ウィンドウがあります。[コンパイル済み、プル サーバーに配置 (コンパイル ジョブ経由)] というラベルの付いた矢印は、セクション 1 からセクション 2 [ノード構成 (.MOF 構成ドキュメント)] を指し示しています。このセクションには、3 つの Sharepoint.WebService アイコンがあります。アイコンの下には、「構成ごとに 1 つ以上」というテキストがあります。[適用済み (ノード プル経由)] というラベルの付いた矢印は、セクション 2 からセクション 3 [ノード] を指し示しています。ここには 6 つのノード アイコンがあり、その下には「ノード構成ごとに 1 つ以上」というテキストがあります。

詳細については、マネージド オブジェクト フォーマット (MOF) ファイルに関するページを参照してください。