はじめに
オブジェクト指向プログラミング (OOP) は、ほとんどの (少なくともある程度の) プログラミング言語でサポートされている一般的なプログラミング パラダイムです。 Go はこれらの言語の 1 つですが、OOP のすべての原則が完全にサポートされているわけではありません。
ラーニング パスのこの段階では、カプセル化や合成などの原則について学習し、実装するための十分な知識が必要です。
このモジュールでは、Go のインターフェイスの動作、および Go とその他のプログラミング言語が異なる理由について説明します。 Go のインターフェイスは暗黙的です。このモジュールでは、それがどのように動作するかを確認します。
また、このモジュールでは、メソッドと、それらを Go で使用する理由についても説明します。
学習の目的
このモジュールでは、次のことについて学習します。
- Go における、カプセル化や合成といった OOP の原則の実装のしくみ。
- メソッドを記述する方法とそれらを使用する理由。
- メソッドの埋め込みとオーバーロードを記述する方法。
- インターフェイスを記述および使用する方法、それらが他のプログラミング言語のインターフェイスと異なる理由。
必須コンポーネント
- アプリケーションの作成に対応している Go 環境。 Go と Go 拡張機能を含む Visual Studio Code がインストールおよび構成されているのが理想的です。
.go
ファイルを作成および変更できること。- ターミナル プロンプトを使用して Go アプリケーションを実行できること。
string
、int
、boolean
などの基本データ型の知識。if
やfor
ステートメントなどの基本的なデータ制御フローの記述に関する知識。- 関数の記述に関する知識。
- 構造体の作成に関する知識。