はじめに
前のモジュールでは、Go プログラムでデータ構造を作成するための基盤となる Go の基本的なデータ型について説明しました。 このモジュールでは、前に言及した集約型 (配列とスライス) について説明します。 この 2 つの違いと、別の型ではなくその型を使用する場面について説明します。 また、マップと構造体についても説明します。これは、Go を使用してデータを操作するための基盤であり、多くの Web サービスで使用されています。
最後に、カスタム データ型と複合データ型を作成する方法について説明します。これらは JSON ペイロードを解析するときに役に立ちます。
学習の目的
このモジュールでは、次のことについて学習します。
- Go の集約型: 配列とスライス。
- 配列とスライスの違い。
- データを操作するための組み込み関数。
- マップを使用してキーと値のデータ構造を使用する方法。
- 構造体を使用して複合的なカスタム データ型を記述する方法。
前提条件
- アプリケーションの作成に対応している Go 環境。 ローカル環境に Go をインストールして構成してあり、Go 拡張機能を含む Visual Studio Code をインストールしてあるのが理想的です。
.go
ファイルを作成および変更できること。- ターミナル プロンプトを使用して Go アプリケーションを実行できること。
string
、int
、boolean
などの基本データ型の知識があること。if
ステートメントやfor
ステートメントなどの基本的なデータ制御フローを記述する方法の知識があること。