はじめに

完了

継続的デリバリー (CD) は、自動化を使用して、ビルド環境から最終的な運用環境までのビルド、テスト、構成、およびデプロイを行う方法です。

開発チームが、会社の製品サポート Web サイトで作業しているとします。 以前は、GitHub Actions とワークフローを使用して継続的インテグレーション (CI) を設定しました。 ここで、CD を実装する必要があります。 CI ワークフローによって、コンテナー イメージが保存されます。 CD ワークフローでは、このコンテナーをステージングおよび運用環境にデプロイする必要があります。 必要に応じて、これらの環境を作成および破棄する方法について、IT 担当者と話し合いました。 GitHub Actions とワークフローを使用して、コードとしてのインフラストラクチャをサポートすることにしました。

このモジュールでは、GitHub Actions とワークフローを使用して、Microsoft Azure Web Apps にデプロイする CD ソリューションを実装する方法について学習します。 デプロイでは、GitHub Marketplace の GitHub アクションが使用されます。 また、ワークフローを使用して、デプロイ環境の作成と破棄を自動化します。

学習の目的

このモジュールでは、次のことを行います。

• CD の GitHub ワークフローをトリガーするためのオプションを見つける
• ワークフロー成果物を削除する手順を理解する
• 重要な環境保護を特定する
• ジョブ条件を使用してワークフロー実行を制御する
• GitHub デプロイ アクションを使用して Microsoft Azure にデプロイする
• GitHub Secrets を使用して資格情報を保存する
• GitHub Actions とワークフローを使用して Azure リソースを作成および破棄する

前提条件

• GitHub アカウント
• GitHub でファイル内を移動したり編集したりできること
  • GitHub について詳しくは、GitHub の概要に関するページを参照してください。
• GitHub Actions とワークフローに関する基本的な知識
  • ワークフロー、ジョブ、およびステップに詳しくない場合は、「GitHub Actions を使用して開発タスクを自動化する」モジュールを参照してください。
• GitHub Actions とワークフローを使用した継続的インテグレーションに関する基本的な知識
  • GitHub Actions とワークフローを使用した継続的インテグレーションに詳しくない場合は、GitHub Actions を使用した継続的インテグレーション ワークフローの構築に関するページを参照してください。
• Azure サブスクリプション

このモジュールでは、CI で使用される GitHub Actions とワークフローについて既に理解していることを前提としています。 概要については、「GitHub Actions を使用して開発タスクを自動化する」モジュールと「GitHub Actions を使用した継続的インテグレーション ワークフローの構築」モジュールを参照してください。