Microsoft Fabric の Real-Time Intelligence
Fabric のリアルタイム インテリジェンス ソリューションでは、Fabric サービス全体でリアルタイムのデータ分析を行うためのエンドツーエンドのストリーミング ソリューションが提供されます。
Real-Time Intelligence は、数ギガバイトから数ペタバイトまで、さまざまなサイズのデータに対して高いパフォーマンスを発揮します。 さまざまなソースからのデータおよびさまざまな形式のデータを処理できます。 Fabric の Real-Time Intelligence ワークロードは、製造、石油、ガス、自動車などの多くのシナリオで IoT やログ分析などのソリューションに使用できます。
Microsoft Fabric リアルタイム インテリジェンスを使用すると、次のことができます。
- さまざまなストリーミング ソースからのリアルタイム データのキャプチャと変換、および取り込みを行うための "イベントストリーム" を作成する。
- キャプチャしたリアルタイム データを "イベントハウス" に格納する。これには、1 つ以上の "KQL データベース" が含まれています。
- "KQL クエリセット" に整理された KQL クエリを使用して、イベントハウス内のデータのクエリと分析を行う。
- "リアルタイム ダッシュボード" で、または Power BI を使用して、リアルタイム データを視覚化する。
- "アクティベーター" を使用して自動アクションをトリガーするアラートを構成する。
Microsoft Fabric リアルタイム ハブ
Microsoft Fabric "リアルタイム ハブ" は、リアルタイム データ ソースを管理するための一元的な場所を提供します。
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リアルタイム ハブを表示するには、メインの Fabric メニュー バーの [リアルタイム] アイコンを選択します。
リアルタイム ハブでは、次のことができます。
- リアルタイム データ ソースを検索して接続し、"イベントストリーム" を作成する。
- Fabric と Azure のイベントをサブスクライブし、"イベントストリーム" と "アクティベーター" アラートを作成する。
- "イベントハウス" でキャプチャされたストリーム データに移動するなど、リアルタイムのデータ接続をプレビューして管理する。
- イベント ストリームから "リアルタイム ダッシュボード" を作成する。
- 組織全体でリアルタイムのデータ リソースを承認し、共有する。