Windows Server で Azure File Sync を設定する
Azure File Sync には、サポートされているすべてのバージョンの Windows Server のための同期エージェントがあります。 エージェントにより、オンプレミスの Windows Server コンピューターと Azure Storage 同期サービスの間の信頼関係の設定が完了します。
Azure File Sync をサポートするための、会社の Azure リソースの設定が正常に完了しました。次に、必要な Azure File Sync コンポーネントをデプロイするために、Windows ファイル サーバーを準備します。
このユニットでは、Azure File Sync のために Windows Server 環境を準備する方法について説明します。
1. IE セキュリティ強化の構成を無効にする
Windows Server のすべてのバージョンの既定の構成では、Web 閲覧と他のソフトウェアのダウンロードが制限されます。 最初のサーバー登録で、この保護を無効にする必要があります。 [サーバー マネージャー] コンソールで、管理者とユーザーの両方で [IE セキュリティ強化の構成] を [オフ] に設定します。 エージェントのインストール後に、この保護を再度有効にしてください。
2.Azure File Sync エージェントをインストールする
エージェントの最新バージョンを Microsoft ダウンロード センターからダウンロードします。 使用している Windows Server のバージョンと一致するストレージ同期エージェントのバージョンをダウンロードします。
インストーラーを実行します。 ウィザードのすべての既定値をそのまま使用してインストールを完了します。
3. Windows Server を登録する
このステップで、ローカル サーバーとストレージ同期サービスの間の信頼が確立されます。 各サーバーは、一度に 1 つのストレージ同期サービスのみを登録して接続することができます。 ただし、そのサーバーは、このサービスに関連付けられている他のサーバーや Azure ファイル共有と同期できます。
エージェントを実行し、ご利用の Azure アカウントでサインインします。 ファイル サーバーを登録するには、サブスクリプション、リソース グループ、およびストレージ同期サービスを選択します。
4.サーバー エンドポイントを追加する
信頼関係の設定を完了するには、Azure portal で、作成した同期グループに戻ります。 この同期グループには、既にクラウド エンドポイントが含まれている必要があります。 次に、対応するサーバー エンドポイントを追加します。 サーバーを登録したので、[サーバー エンドポイントの追加] を選択して、サーバーを選択します。
これらのステップは、次のユニットで完了します。