1 ステップ移行 - システムの移動を伴う DMO について調べる
- ExpressRoute (推奨、接続がより高速) または Azure への仮想プライベート ネットワーク (VPN) を経由した Azure への接続が確保されていることを確認します。
- SAP NetWeaver および SAP HANA データベース サーバーを含むターゲット インフラストラクチャを Azure にプロビジョニングします。 Azure インフラストラクチャは、事前に定義された ARM テンプレートを使用して迅速にデプロイできます。
- オンプレミスのソース SAP アプリケーション サーバーでソフトウェア更新マネージャー (SUM) が開始されます。
- オンプレミスの SAP アプリケーション サーバーからアップタイム アクティビティが実行され、シャドウ リポジトリが作成されます。
- ダウンタイム フェーズの一環として、エクスポート ファイルがソース システムに生成され、これらのファイルが ExpressRoute または VPN 経由で Azure に転送されます。
- ファイル転送は、シーケンシャル データ転送または並列データ転送モードで実行できます。
シーケンシャル データ転送モード
- シーケンシャル データ転送モードでは、すべてのテーブルがオンプレミス サーバーのファイル システムにエクスポートされます。
- エクスポートが完了すると、完全な SUM ディレクトリが Azure のターゲット アプリケーション サーバーに転送されます。
- DMO の HOSTCHANGE フェーズ中に、SUM ディレクトリが再同期されます。
- ターゲット Azure アプリケーション サーバーで SUM が開始され、インポートが開始されます。
- 後処理が完了します。
並列データ転送モード
- 並列データ転送モードでは、dmotocloud.sh スクリプトを使用して各ファイルのエクスポートが完了した後、データがすぐに Azure ターゲットに転送されます。
- このモードを使用すると、移行のダウンタイムを最小限に抑えることができます。