はじめに
Visual Studio からは、開発時にアプリケーションの問題のデバッグと診断で役立つ強力なツールが提供されます。 これらのツールは、他のコンピューターやサーバー上で実行されているアプリ、または Azure でホストされているアプリに関する問題のトラブルシューティングにも使用できます。
運用環境での問題のトラブルシューティング
たとえば、最近アプリケーションをビルドし、Azure App Service にデプロイしたチームで働いているとします。 しかし、ローカルではアプリが正しく実行されても、Azure の運用環境でアプリを実行するにつれあなたは問題に気付き始めます。 実際のユーザーに影響を与えている問題を迅速に見つけ出すための他のツールとサポートを探しています。 ローカルまたは開発システムで問題の再現を試みて時間を費やすよりも、運用環境で直接これらの問題をトラブルシューティングする方が速い場合があります。
ここでの学習内容は?
このモジュールでは、Azure App Service で Visual Studio リモート デバッグ機能を使用し、関連する構成を実行する方法を示します。 クラウドの外部で実行されているプロセスにアタッチして直接デバッグする方法を確認します。 この機能をシームレスに動作させる目的でデバッグ設定を構成する方法についても説明します。
注意
リモート デバッグは、Windows Azure App Services でのみ使用できます (Linux インスタンスではサポートされていません)。
主な目標
このモジュールを終了するまでに、Visual Studio のデバッグ ツールを使用して、Azure App Service でホストされているアプリケーションの問題を診断する方法を理解します。