デプロイに関する考慮事項

完了

アプリケーションをクラウドの運用環境にデプロイする場合、いくつかの考慮事項があります。 アプリケーションのデプロイ方法と使用するデータベースを決定する必要があります。 また、運用環境の準備ができていることを確認する必要もあります。

デプロイ オプション

Azure にデプロイするには、いくつかの方法があります。 最も便利な方法の 1 つは、Visual Studio Code に次の拡張機能のいずれかを使用することです。

Azure データベースを使用すると、データベース サーバーとデータベースを作成できます。 Azure App Service では、Web ホストの作成、構成、およびデプロイを行うことができます。

データベースの考慮事項

Django は、データ ドリブンの Web アプリケーション向けに設計されています。 そのため、すべての Django プロジェクトには、通常、データベースが含まれています。 通常、開発時には、ファイルベースのデータベース エンジンである SQLite を使用します。

SQLite は、特別なインストールやサービスを必要としないため、開発に最適なソリューションです。 ただし、運用環境の要件には通常、スケーリング、パフォーマンス、および信頼性が含まれます。 SQLite は、これらの運用環境の要件を管理するように設計されていません。

Django では、MySQL、PostgreSQL、MariaDB など、多くのデータベースがネイティブでサポートされています。 また、SQL Server、MongoDB、および他の多くのデータベースのサポートを有効にするプロバイダーを検索することもできます。

運用設定ファイルを作成したときに、PostgreSQL 用の環境を構成しました。 PostgreSQL は、Django の最も一般的なデータベースの 1 つです。 また、Azure でもサポートされています。

データベース スキーマを作成する

Django では、移行によってデータベース スキーマを管理します。 Django では、作成する SQL を生成することも、スキーマを更新することもできます。 または、makemigrations コマンドを使用して、Django でデータベースが直接更新されるように設定することもできます。

データベースで移行を実行するには、App Service セキュアシェル (または SSH) することができます。 このメソッドを使用すると、ローカルで実行する方法で、Web ホスト上でコマンドを実行できます。