Face サービスの機能を理解する
Face サービスにより、包括的な顔検出、分析、認識機能が利用できます。
Face サービスが提供する機能は、次の目的に使用できます。
- "顔検出" - 検出された顔ごとに、顔を識別する ID と、画像内での位置を示す境界ボックス座標が結果に含まれます。
- "顔属性分析" - 次のような、さまざまな顔属性が返されます。
- 頭の姿勢 (3D 空間での "ピッチ"、"ロール"、"ヨー" の向き)
- 眼鏡 ("眼鏡なし"、"老眼鏡"、"サングラス"、"水泳用ゴーグル")
- ぼかし ("低"、"中"、または "高")
- 露出 (underExposure、goodExposure、または overExposure)
- ノイズ (画像内の視覚的ノイズ)
- 隠ぺい (顔を覆い隠す物体)
- アクセサリー (眼鏡、帽子、マスク)
- QualityForRecognition ("低"、"中"、"高")
- "顔の目印になる位置情報" - 顔の特徴 (目頭や目尻、瞳孔、鼻尖部など) に関連する主要な目印になる座標
- "顔の比較" - 複数の画像の顔を比較して、類似性 (顔の特徴が似ている個人を見つける) の確認と、検証 (ある画像内の顔が別の画像の顔と同じ人物であるかどうかを判断する) を行うことができます
- "顔認識" - 個別の人々を対象とする顔のコレクションを使用してモデルをトレーニングし、モデルを使用して新しい画像内でそれらの人々を識別できます。
- "フェイシャル ライブネス" - ライブネスを使用して、入力ビデオが実際のストリームか偽物かを判断し、悪意のある個人が認識システムをスプーフィングするのを防ぐことができます。
Face を単一サービス リソースとしてプロビジョニングすることも、Face API をマルチサービスの Azure AI サービス リソースで使用することもできます。
Face の識別、認識、検証の各機能を使用する場合は、制限付きアクセス ポリシーを申請し、これらの機能を利用する前に承認を得る必要があります。