はじめに
ExpressRoute を利用すると、接続プロバイダーが提供するプライベート接続を介して、オンプレミスのネットワークを Microsoft クラウドに拡張できます。 ExpressRoute では、Microsoft Azure や Microsoft 365 などの多様な Microsoft クラウド サービスへの接続を確立できます。 接続には、任意の環境間 (IP VPN) 接続、ポイントツーポイントのイーサネット接続、共有施設での接続プロバイダーによる仮想交差接続があります。 ExpressRoute 接続はパブリック インターネットを経由しないため、このアプローチにより、ExpressRoute 接続では、より高い信頼性、より高い速度、一貫性のある待機時間、より高いセキュリティが提供されます。
学習の目的
このモジュールでは、次のことを行います。
- ExpressRoute についてと、ExpressRoute を使用するネットワークを設計する方法について学習します。
- ExpressRoute の構成の選択肢についてと、要件に基づいて適切な SKU を決定する方法について学習します。
- ExpressRoute Global Reach について学習します。
- ExpressRoute FastPath の確認。
- ExpressRoute ピアリングの理解。
前提条件
- IP アドレス指定、ドメイン ネーム システム (DNS)、ルーティングなど、ネットワークの概念に関する経験。
- VPN や WAN など、ネットワーク接続方法の使用経験。
- Azure portal および Azure PowerShell の使用経験。