ARM テンプレートをデプロイする

完了

テンプレートをテスト環境または運用環境のどちらにデプロイするかに関係なく、Azure Cloud Shell またはコマンド ラインからデプロイする機能は非常に重要です。 このユニットでは、テンプレートをデプロイするための次の方法について説明します。

  • Azure PowerShell
  • Azure CLI
  • GitHub のアクション

さまざまな場所からデプロイする必要があることがあります。 次に例を示します。

  • ローカル ファイルから。
  • Uniform Resource Identifier (URI) を使用して外部またはリモートの場所から。

どちらの方法にも、パラメーター ファイルを使用するオプションがあります。

テンプレートをデプロイするときは、リソースを格納するリソース グループを指定する必要があります。 デプロイ コマンドを実行する前に、Azure CLI または Azure PowerShell のいずれかを使用してリソース グループを作成します。

さらに、デプロイに名前を付けて、デプロイ履歴で簡単に識別できるようにすることも必要です。 デプロイの名前を指定しない場合は、既定により、テンプレート ファイルの名前が使用されます。 たとえば、azuredeploy.json という名前のテンプレートをデプロイするときにデプロイ名を指定しない場合、デプロイの名前は azuredeploy になります。

また、便宜上、テンプレート ファイルのパスを格納する変数も作成できます。 この変数を使用すれば、デプロイするたびにパスを指定する必要がないため、デプロイ コマンドを実行しやすくなります。

ARM テンプレート機能を使用して複数の Azure 環境にデプロイする」モジュールでは、ARM テンプレート パラメーター ファイルを使用して値を保持する方法について学習しました。 その後、テンプレートのデプロイ時に値が ARM テンプレートに渡されます。 または、パラメーターをコマンド自体の一部とし、インライン パラメーターとして渡すこともできます。 インライン パラメーターは、パラメーターがプログラムで生成されるスクリプト化された環境の一部として自動的にデプロイするのに適しています。

Azure PowerShell

ARM テンプレートを使用して Azure にリソースをデプロイするために Azure PowerShell を使用する場合、いくつかのスコープに注意する必要があります。 デプロイのスコープに応じて、次のようなさまざまなコマンドを使用してデプロイのターゲットを指定します。

ほとんどの場合、デプロイのターゲットはリソース グループ (このモジュールの焦点) です。 より大きなスコープにわたってポリシーまたはロールの割り当てを適用する必要がある場合、サブスクリプション、管理グループ、またはテナントをデプロイのターゲットにすることができます。

Azure CLI

Azure CLI のデプロイにも同じデプロイのスコープが存在します。