デバイス グループを構成する
エンタープライズ シナリオでは、通常、セキュリティ運用チームに一連のデバイスが割り当てられます。 これらのデバイスは、ドメイン、コンピューター名、指定されたタグなどの属性のセットに基づいてグループ化されます。
Microsoft Defender for Endpoint では、デバイス グループを作成し、次の目的に使用できます。
関連するアラートとデータへのアクセスを、割り当てた RBAC ロールを持つ特定の Microsoft Entra ユーザー グループに制限する
デバイスのセットごとに異なる自動修復設定を構成する
自動調査中に適用する特定の修復レベルを割り当てる
調査で、グループ フィルターを使用して特定のデバイス グループにデバイスのリストをフィルター処理する。
ロールベースのアクセス (RBAC) のコンテキストでデバイス グループを作成して、特定のアクションを実行できるユーザーを制御したり、デバイス グループをユーザー グループに割り当てることで情報を表示したりできます。
デバイス グループを作成するプロセスの一環として、次を行います。
そのグループの自動修正レベルを設定する。
デバイス名、ドメイン、タグ、OS プラットフォームに基づいて、グループに属するデバイス グループを判別する照合ルールを指定する。 デバイスが他のグループとも一致する場合は、ランクが最も高いデバイス グループにのみ追加されます。
デバイス グループへのアクセス権が必要な Microsoft Entra ユーザー グループを選択します。
デバイス グループを作成した後、他のグループに対して相対的にランク付けする。
デバイス グループを作成する
デバイス グループを作成するには、次の手順を実行します。
ナビゲーション ウィンドウの [設定] を選択して、[エンドポイント] を選択し、[アクセス許可] で [デバイス グループ] を選択します。
[+ Add device group](+ デバイス グループの追加) を選択します。
グループ名と修復設定を入力し、グループに属するデバイスを決定する一致する規則を指定します。 自動調査の開始方法を確認します。
このルールによって照合される複数のデバイスをプレビューします。 ルールに問題がなければ、[ユーザー アクセス] タブを選択します。
作成したデバイス グループにアクセスできるユーザー グループを割り当てます。 RBAC ロールに割り当てられている Microsoft Entra ユーザー グループへのアクセス権のみを付与できます。
[閉じる] を選択します。 構成の変更が適用されます。