質問応答のパフォーマンスを向上させる
ナレッジ ベースを作成してテストした後は、"アクティブ ラーニング" を使用し、"同意語" を定義することで、パフォーマンスを向上させることができます。
アクティブ ラーニングの使用
アクティブ ラーニングを使うと、継続的に改善を行い、時間の経過と共にユーザーの質問にいっそう正しく応答できるようにすることができます。 言い回しは異なっていても、突き詰めると同じ意味を持つ質問をされることがよくあります。 アクティブ ラーニングは、このような状況で役立ちます。各質問と回答のペアに対して代わりの質問を検討できるためです。 アクティブ ラーニングは、既定で有効になっています。
アクティブ ラーニングを使用するには、次のようにします。
質問と回答のペアを作成する
プロジェクトに対して Language Studio で質問と回答のペアを作成します。 質問と回答のペアを含むファイルをインポートして、一括アップロードすることもできます。
修正候補の確認
その後、アクティブ ラーニングによって、質問と回答のペアの各質問に対して、代わりの質問が提供され始めます。 これには、[Review suggestions] (提案の確認) ペインでアクセスします。
各質問に対して提案されたこれらの代替フレーズを確認してから、代替フレーズの横にあるチェックマークをオンにするか削除記号を選択して、受け入れるか却下します。 上部の [Accept all suggestions] (すべての提案を受け入れる) または [Reject all suggestions] (すべての提案を却下する) オプションを使用して、提案を一括で受け入れるか拒否できます。
また、[ナレッジ ベースの編集] ウィンドウで、ペアに対して [Add alternate question] (代替の質問を追加する) を選択すると、代替の質問を手動で追加できます。
Note
アクティブ ラーニングについて詳しくは、「アクティブ ラーニングを使用してプロジェクトを強化する」をご覧ください。
シノニムの定義
同意語は、ユーザーによって送信された質問に、同じことを意味する複数の異なる単語が含まれる可能性がある場合に便利です。 たとえば、旅行代理店の客は、"reservation" または "booking" という表現を使う可能性があります。 これらを同意語として定義することにより、個々の客が使う言葉に関係なく、質問応答サービスで適切な応答を見つけることができます。
同意語を定義するには、REST API を使って、次の JSON 形式で同意語を送信します。
{
"synonyms": [
{
"alterations": [
"reservation",
"booking"
]
}
]
}
Note
同意語について詳しくは、「同意語で応答の品質を向上させる」をご覧ください。