レポート オプション
経費管理モジュールには、さまざまな照会およびレポートのオプションがあります。 レポートは、経費管理 > 照会およびレポートで利用できます。 レポートを起動すると、レポートの条件を選択できるページが表示されます。
このユニットで説明するレポートでは、データをフィルター処理して知りたい内容に合った専用のレポートを作成することができます。 次の例は、個人経費精算書のフィルター処理オプションを示しています。
個人経費精算書
個人経費精算書には、従業員が経費精算書に入力した個人の経費が表示されます。 対象に含めるレコード フィルター領域の経費精算書番号でフィルター処理することができます。
修正日付き経費レポート
修正日付き経費レポートでは、日付が編集された経費精算書が検索されます。 このレポートは、特定の日付範囲について、対象に含めるレコード フィルター領域の経費精算書番号でフィルター処理して実行することができます。
次のスクリーンショットに示すように、レポートの出力には経費精算書の見出しと明細行の情報があり、追加の列として元のトランザクション日付と修正日が含まれます。
転記済トランザクション レポート
転記済トランザクション レポートでは、転記済みの経費の取引が検索されます。 このレポートは、特定の日付範囲について、対象に含めるレコード フィルター領域の経費精算書番号、個人番号、または転記日付でフィルター処理して実行することができます。
過誤納税の還付対象の経費精算書レポート
過誤納税の還付対象の経費精算書レポートでは、選択した国/地域で過誤納税の還付対象となる経費が検索されます。 このレポートは、対象に含めるレコード フィルター領域の過誤納税の還付状態や国/地域でフィルター処理して実行することができます。
従業員ごとの経費タイプ レポート
従業員ごとの経費タイプ レポートでは、従業員が入力した経費タイプに基づいて経費が検索されます。 このレポートは、対象に含めるレコード フィルター領域の経費精算書番号、経費カテゴリ、法人でフィルター処理して実行することができます。
レポートの出力には、次の見出しの情報が含まれます。
- 個人番号
- 作業者名
- 会社情報 (法人)
- 会計通貨
レポートの出力には、従業員が提出した内容に基づいて、次の明細行の情報が含まれます。
- 経費精算書番号
- 経費カテゴリ
- 経費タイプ
- 通貨コード
- 金額
原価グループの統計レポート
原価グループの統計レポートでは、原価グループ別に分類された経費の金額が示されます。 このレポートは、対象に含めるレコード フィルター領域の経費精算書番号および統計グループでフィルター処理して実行することができます。
レポートの出力には、次の見出しの情報が含まれます。
- 個人番号
- 作業者名
- 会社情報 (法人)
- 会計通貨
レポートの出力には、従業員が提出した内容に基づいて、次の明細行の情報が含まれます。
- 経費精算書番号
- 統計グループ
- 通貨コード
- グループあたりの原価
従業員あたりのマイレージ レポート
従業員あたりのマイレージ レポートでは、従業員が入力したマイレージが示されます。 このレポートは、対象に含めるレコード フィルター領域の作業者、経費カテゴリ、または経費精算書番号でフィルター処理して実行することができます。
レポートの出力には、次の見出しの情報が含まれます。
- 従業員 ID
- 従業員名
- 会社情報 (法人)
- 会計通貨
レポートの出力には、従業員が提出した内容に基づいて、次の明細行の情報が含まれます。
- 経費精算書番号
- 通貨コード
- 金額
- マイレージ
- 出発地および到着地
従業員あたりの日当レポート
従業員あたりの日当レポートでは、一定期間または特定の経費精算書の従業員の各種日当が示されます。 このレポートは、対象に含めるレコード フィルター領域の日当の開始日、日当の終了日、経費精算書番号、経費カテゴリでフィルター処理して実行することができます。
レポートの出力には、次の見出しの情報が含まれます。
- 個人番号
- 作業者名
- 会社情報 (法人)
- 会計通貨
レポートの出力には、従業員が提出した内容に基づいて、次の明細行の情報が含まれます。
- 経費精算書番号
- 経費カテゴリ
- 場所
- 通貨コード
- 金額
仕入先エイジング レポート
仕入先エイジング レポートでは、仕入先に支払うべき残高が日付範囲またはエイジング期間の定義別で表示されます。
条件の選択のパラメーター セクションで、このレポートをさまざまな方法で実行することができます。 以下に、各フィールドの定義を示します。
- エイジングの時点: レポートに含める最初の期間またはエイジング期間の日付を入力します。
- 時点の残高: 仕入先の残高を表示する日付を入力します。
- 基準: レポートの基準とする日付タイプを選択します。
- 取引日付: 取引の転記日 (期日の計算の基準となる請求日など)。
- 期日: 支払条件に基づく取引の期日。
- 文書日付: 期日の計算の基準となるユーザーが定義した文書の日付。
- エイジング期間: エイジング期間の定義を選択します。
- エイジング期間の定義を選択した場合、間隔フィールドは使用されません。
- レポートの出力では、エイジング期間 (列) が 7 つ以上のエイジング期間の定義を使用することはできません。
- 通貨: レポートに表示する通貨を選択します。
- 会計通貨: 法人が金額の計算に使用する通貨。
- レポート通貨: 事業報告に使用する通貨。
- エイジング期間の説明を印刷
- レポートの各エイジング期間列の上にエイジング期間の説明を含めるには、はいを選択します。
- 列の見出しを含めずにレポートを出力する場合は、いいえを選択します。
- 間隔: 各期間の日数または月数の単位を入力して、使用する期間を定義します。 たとえば、15 と入力して日/月フィールドで日を選択すると、レポートには 15 日間隔でエイジング情報が表示されます。 また、月ごとにエイジング情報を表示するには、このフィールドに 1 と入力して日/月フィールドで月を選択します。
- 日/月: 入力した情報は、エイジング期間の定義を選択していない場合にのみ使用されます。 間隔フィールドで日または月を選択して期間を定義します。
- 印刷方向: 時点の残高フィールドで選択した日付を基準として、過去または未来のどちらの期間の残高を計算してエイジング レポートを出力するかを選択します。
- 過去の期間の情報を表示するには、バックワードを選択します。
- 未来の期間の情報を表示するには、フォワードを選択します。
- 詳細: レポートに表示する残高に含まれる取引を一覧表示するには、このチェック ボックスをオンにします。
- トランザクション通貨での金額を含める: 取引の通貨での金額を含めるには、このチェック ボックスをオンにします。
- マイナス残高: マイナス残高を含めるには、このチェック ボックスをオンにします。
- 残高がゼロの口座を除外します: 残高がゼロの仕入先を除外するには、このチェック ボックスをオンにします。
- 支払状態: 未払いの支払を含めるには、このチェック ボックスをオンにします。 これらの支払は、レポートの最初の列に表示されます。 このレポートは、対象に含めるレコード フィルター領域の仕入先および仕入先グループでフィルター処理して実行することができます。
仕入先エイジング レポートには、次の見出しの情報が表示されます。
- 会社名
- 会計通貨
レポートの出力には、次の明細行の情報が表示されます。
- 仕入先名
- 仕入先グループ
- 時点の残高
- 現在
- 30 日
- 60 日
- 90 日
- 180 日以上
出張費要求の概要レポート
出張費要求の概要レポートでは、出張費要求が表示されます。 このレポートは、対象に含めるレコード フィルター領域の日付、作業者名、承認の状態でフィルター処理して実行することができます。
レポートの出力には、処理された要求の次の明細行の情報が表示されます。
- 作業者名
- 出張費要求番号
- 法人
- 日付
- 経費の目的
- 見積合計
- 会計通貨
- 承認の状態
- 調整状態