自動付番列の作成
オートナンバー列は、作成するたびに自動的に英数字文字列が生成される列です。 これらの列の形式をカスタマイズすると、対応する値がシステムによって生成され自動的に入力されます。
オートナンバー列は、新しい列を作成するときに、列のテキスト カテゴリに表示されます。 列を開いて、[データの種類] ドロップダウンで オートナンバー を選択すると、既存のテキスト列でもオートナンバー機能を有効にできます。 同様に、この列を開いてデータのタイプドロップダウン 一覧で [テキスト] を選択することで、いつでも自動付番機能を無効にできます。
オートナンバー列には、自動生成番号のタイプのさまざまなオプションが用意されています。 次のいずれかのオートナンバー タイプの列を作成できます。
文字列が接頭辞の番号 - 最も一般的なオートナンバー形式は、単純な文字列が接頭辞の番号です。 このタイプが選択された場合、オートナンバーはオプションの固定の接頭辞文字列と、自動で増加する番号で構成されます。 たとえば、Contoso という文字列が接頭辞の番号として、Contoso-1000、Contoso-1001、Contoso-1002 と続くレコードが生成されます。
日付が接頭辞の番号 - もう 1 つの一般的な自動付番形式は、日付が接頭辞の番号です。 このタイプが選択された場合、自動付番は日付形式の接頭辞と、自動で増加する番号で構成されます。 レコードの日付部分には、レコードが作成された時点の日時が UTC 時間で反映されます。 たとえば、日付が接頭辞の番号は、その時点の日付と選択した日付形式に応じて、2019-26-02-1000、2019-27-02-1000、2019-28-02-1000 と続くレコードが生成されます。
ユーザー定義 - 特定のユース ケースの上級者のために、オートナンバー列を希望の形式に完全にカスタマイズできます。 この形式は、文字列定数、自動的に増加する番号、書式設定された日付、またはランダムな英数字の連続で構成できます。 カスタム形式を定義する方法の詳細については、「AutoNumberFormat オプション」を参照してください。
開始値のシード処理
シード値を設定して、オートナンバーを任意の値で開始することもできます。 オートナンバー列のシード値は、形式の数字部分に使用される開始番号です。 たとえば、オートナンバー列に Contoso-1000、Contoso-1001、Contoso-1002 と続くレコードを生成する場合、目的のシード値は、番号シーケンスが開始する値 1000 になります。 オートナンバー列の既定のシード値は 1000 に設定されていますが、必要に応じてカスタム シード値を設定できます。