はじめに
あなたは数十万本の動画を保有するマルチメディア企業のソフトウェア開発者だとします。 動画の品質は顧客維持に直接影響するため、さまざまなプラットフォームで最適な解像度と配信を実現するためにコンテンツのトランスコードを行う必要があります。
コード変換は大量のコンピューティング処理を要するものであり、あなたは既存のコンテンツのライブラリや新しいコンテンツを必要に応じて処理できるシステムを設定しようと考えています。 この作業を行うため、Azure Batch ワークロードに取り組むことにします。 Batch を使用すると、大規模なコンピューティング集中型の操作を最小限の管理で実行できます。
何よりも、Azure なら使用した分だけの支払いで済みます。
重要
このモジュールでは、任意の演習を実行するために、独自のサブスクリプションを使用する必要があり、それによって料金が発生することがあります。 作業を進めるには、試用版サブスクリプション、または既にアクセス権をもっているサブスクリプションを使用できます。
このモジュールでは、一般的なバッチ処理ワークロードについて学習します。 Azure Batch アカウント、プール、ジョブ、タスクを使用して、アプリケーション パッケージとコンテナー化されたアプリケーションを作成する方法を学習します。 また、仮想ネットワークとプライベート エンドポイントを使用して、Batch アカウントのセキュリティを強化する方法も学習します。
学習の目的
このモジュールを終了すると、次のことができるようになります。
- Azure portal を使用して Azure Batch ジョブを作成します。
- Azure portal を使用して Azure Batch ジョブを実行します。
前提条件
- Azure と Azure portal の実用的な知識
- Azure Batch アカウントに関する知識
- アクティブなサブスクリプションが含まれる Azure アカウント