カスタム スキル スキーマを定義する

完了

カスタム スキルには、Azure AI 検索スキルセットのスキルで想定されている入力と出力のデータに必要なスキーマを実装する必要があります。

入力スキーマ

カスタム スキルの入力スキーマによって、処理する各ドキュメントのレコードを含む JSON 構造が定義されます。 次のように、各ドキュメントには、一意の識別子と、1 つ以上の入力が含まれているデータ ペイロードがあります。

{
    "values": [
      {
        "recordId": "<unique_identifier>",
        "data":
           {
             "<input1_name>":  "<input1_value>",
             "<input2_name>": "<input2_value>",
             ...
           }
      },
      {
        "recordId": "<unique_identifier>",
        "data":
           {
             "<input1_name>":  "<input1_value>",
             "<input2_name>": "<input2_value>",
             ...
           }
      },
      ...
    ]
}

出力スキーマ

カスタム スキルによって返される結果のスキーマには、入力スキーマが反映されます。 出力には、スキルによって生成された結果または発生したエラーの詳細のいずれかを含む、各入力レコードのレコードが含まれていると想定されています。

{
    "values": [
      {
        "recordId": "<unique_identifier_from_input>",
        "data":
           {
             "<output1_name>":  "<output1_value>",
              ...
           },
         "errors": [...],
         "warnings": [...]
      },
      {
        "recordId": "< unique_identifier_from_input>",
        "data":
           {
             "<output1_name>":  "<output1_value>",
              ...
           },
         "errors": [...],
         "warnings": [...]
      },
      ...
    ]
}

このスキーマの出力値は、任意の JSON 構造体を含めることができる "プロパティ バッグ" です。これは、インデックス フィールドが必ずしも単純なデータ値ではなく、複合型を含めることができるという事実を反映しています。