まとめ
このモジュールでは、複数の VM の作成を自動化する Azure CLI スクリプトを作成しました。 このスクリプトは比較的シンプルですが、ループや変数を Azure CLI 参照コマンドと組み合わせたときの、Azure CLI の強力な可能性を示しています。
Azure CLI は、Azure リソースの管理とマネジメントを自動化するための優れた選択肢です。 その簡潔な構文と強力なスクリプト機能により、Bash を初めて使用する管理者にとっても、価値あるツールになります。 時間がかかり、エラーが発生しやすいタスクを自動化することで、管理オーバーヘッドを削減し、全体的な効率と品質を向上させることができます。
クリーンアップ
このモジュールを完了したら、サンド ボックスは、リソースを自動的にクリーンアップします。
独自のサブスクリプションを使用している場合は、プロジェクトの最後に、作成したリソースがまだ必要かどうかを確認してください。 リソースを実行したままにすると、コストが発生する可能性があります。 リソースを個別に削除するか、リソース グループを削除してリソースのセット全体を削除することができます。
リソース グループを削除する
注意事項
次の例では、リソース グループとそれに含まれるすべてのリソースを削除します。 このトレーニング モジュールのスコープ外のリソースが指定したリソース グループに含まれる場合は、それらも削除されます。
1 つのリソース グループと、"関連するすべてのリソース" を削除するには、az group delete
コマンドを使います。
az group delete --name myResourceGroupName
削除の確認を求められたら、「Y」と入力して Enter キーを押すか、--yes
パラメーターを追加してプロンプトをスキップします。 このコマンドは、完了までに数分かかる場合があります。
スクリプトを使用してリソース グループを削除する
テストのときに一度に 1 つのリソース グループを削除するのは面倒な場合があります。 テスト プロセスで名前付け規則を使った場合は、スクリプトの使用を検討します。 この例では、名前が msdocs で始まるすべてのリソース グループを削除します。
#!/bin/bash
# Set your subscription if you haven't already
subscriptionID=00000000-0000-0000-0000-00000000
az account set --subscription $subscriptionID
# Get the name of all resource groups that start with 'msdocs'
az group list --query "[?starts_with(name, 'msdocs') == \`true\`].name" -o table
# Delete resource groups without a confirmation prompt (--yes)
# Do not wait for the operation to finish (--no-wait)
for rgList in $(az group list --query "[?starts_with(name, 'msdocs') == \`true\`].name" -o tsv);
do
echo "deleting resource group $rgList"
az group delete --name $rgList --yes --no-wait
done
# get the status of all resource groups in the subscription
az group list --output table