自動スケールの構成
Azure portal で Azure Virtual Machine Scale Sets の実装を作成する場合は、手動スケーリングも自動スケーリングも有効にできます。 パフォーマンスを最適にするには、使用する仮想マシン インスタンスの最小、最大、既定の数を定義する必要があります。
Azure portal では、スケーリング モードを選択できます。
スケーリング モード
容量の手動更新:容量を手動で更新して、インスタンス数を固定したままにすることができます。 [インスタンス数] を、スケール セット内の仮想マシンの数 (0 から 1,000) に設定します。 削除対象として選択する仮想マシンの順序である [スケールイン ポリシー] を構成します。 たとえば、ゾーン間で分散してから、最大のインスタンス ID を持つ仮想マシンを削除します。
自動スケーリング: 任意のメトリックに基づき、任意のスケジュールで容量を自動スケーリングできます。 実装時に自動スケーリングが適用される場合に使用可能な仮想マシンの最大数を指定します。
自動スケーリングを構成する
自動スケーリングは、スケーリング条件に基づいています。
既定のインスタンス数。 このスケール セットに展開されている仮想マシンの最初の数 (0 から 1、000)。
インスタンスの制限。 この条件をスケールダウンする際の最小インスタンス数。 この条件をスケールアップする際の最大インスタンス数。
スケールアウト。スケールアウトの自動スケーリング ルールをトリガーする CPU 使用率のしきい値。 1 回のスケールアウトあたりのインスタンス数。
スケールイン。 スケールイン自動スケーリング ルールをトリガーする際の CPU 使用率のしきい値。 1 回のスケールインあたりのインスタンス数。
クエリ実行時間:実行時間は、自動スケーリング エンジンでメトリックの平均使用量が確認される時間です。 この確認を行うと、メトリックを安定させることができます。
スケジュール: 開始日と終了日を指定します。 特定の曜日にスケジュールを繰り返すこともできます。