自動スケールの構成
Azure portal で Azure Virtual Machine Scale Sets の実装を作成するときに、自動スケーリングを有効にできます。 パフォーマンスを最適にするには、自動スケーリング プロセスの間に使用する仮想マシン インスタンスの最小、最大、既定の数を定義する必要があります。
Azure portal には、Azure Virtual Machine Scale Sets で自動スケーリングを有効にするために構成する設定がいくつかあります。
スケーリング ポリシー: 手動スケールでは、固定インスタンス数が維持されます。 カスタム自動スケーリングでは、任意のメトリックに基づいて、任意のスケジュールで容量がスケーリングされます。
[VM の最小数]: Virtual Machine Scale Sets の実装で自動スケーリングを適用するときに使用する必要がある仮想マシンの最小数を指定します。
[VM の最大数]: 実装で自動スケーリングを適用するときに使用できる仮想マシンの最大数を指定します。
スケールアウト
[CPU しきい値]: スケールアウト自動スケーリング ルールをトリガーする CPU 使用率のしきい値を指定します。
期間 (分単位):期間 (分単位) は、自動スケーリング エンジンがメトリックを検索する時間です。 たとえば、10 分間は、自動スケーリングが実行されるたびに、過去 10 分間のメトリックのクエリを実行することを意味します。 この延期期間により、メトリックが安定し一時的なスパイクへの反応を避けることができます。
[追加する VM 数]: スケールアウト自動スケーリング ルールがトリガーされたときに、Virtual Machine Scale Sets の実装に追加する仮想マシンの数を指定します。
スケールイン
[スケールイン] - [CPU しきい値]: スケールイン自動スケーリング ルールをトリガーする CPU 使用率のしきい値を指定します。
[削除する VM 数]: スケールイン自動スケーリング ルールがトリガーされたときに、実装から削除する仮想マシンの数を指定します。
スケール イン ポリシー: スケールイン ポリシー機能を使用すると、ユーザーは、仮想マシンがスケールインされる順序を構成することができます。