Azure PowerShell の使用
Azure PowerShell は、Windows PowerShell または PowerShell Core に追加するモジュールで、ご自分の Azure サブスクリプションに接続してリソースを管理できるようにします。 Azure PowerShell を使用するには、PowerShell が機能している必要があります。 PowerShell では、シェル ウィンドウやコマンド解析などのサービスが提供されます。 Azure PowerShell で、Azure 固有のコマンドが追加されます。
たとえば、Azure PowerShell には、ご自分の Azure サブスクリプション内に仮想マシンを作成する New-AzVM コマンドが用意されています。 これを使用するには、PowerShell アプリケーションを起動してから、次のようなコマンドを発行します。
New-AzVm `
-ResourceGroupName "CrmTestingResourceGroup" `
-Name "CrmUnitTests" `
-Image "UbuntuLTS"
...
また、Azure PowerShell は、Azure Cloud Shell を介してブラウザー内で利用する方法と、Linux、macOS、または Windows オペレーティング システムにローカル インストールして利用する 2 つの方法があります。 どちらの場合も、一度に 1 つのコマンドを手動で発行する対話モードと、複数のコマンドで構成されるスクリプトを実行するスクリプト モードの 2 つのモードから選択できます。
Az モジュールとは
Az は、Azure 機能で使用できるコマンドレットを含む Azure PowerShell コマンドレットの正式名称です。 数百単位のコマンドレットが含まれ、あらゆる Azure リソースのほぼすべての面を制御できます。 次のような機能を使用できます。
- リソース グループ
- 記憶域
- VM
- Microsoft Entra ID
- Containers
- 機械学習
このモジュールは、GitHub で入手できるオープンソースのコンポーネントです。
Note
-AzureRM 形式を使用した Azure PowerShell コマンドを見るか使用したことがあるかもしれません。 2018 年 12 月、Microsoft は、AzureRM モジュールを Az モジュールに置き換える一般提供をリリースしました。 この新しいモジュールには特徴がいくつかありますが、とりわけ目立つのが、AzureRM に代わって、-Az が短縮形のコマンドレットの名詞プレフィックスとして使用されるようになったことです。 Az モジュールには AzureRM モジュールの下位互換性が備わっているため、-AzureRM コマンドレット形式が動作します。
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