運用ベースラインをデプロイする
運用コンプライアンスの規範は、セキュリティ、ガバナンス、パフォーマンス、コスト間のバランスを維持するための基礎です。 効果的な運用上のコンプライアンスには、いくつかの重要なプロセスにおける整合性が必要です。
- リソースの整合性: すべてのリソースを同じ方法で整理し、同じ方法でタグ付けすると、他の管理タスクの管理が容易になります。
- 環境の一貫性: すべてのランディング ゾーンが同じように構成されていると、管理とトラブルシューティングがはるかに容易になります。
- リソース構成の一貫性: リソースやランディング ゾーンと同様に、リソース構成を監視することが重要です。 構成設定が変更された場合、環境を復元するための自動化ジョブをトリガーすることができます。
- リソースの最適化: リソースのパフォーマンスを定期的に監視することによって、リソース使用率の傾向と、各リソースのコストとパフォーマンスを最適化できる機会が明らかになります。
- 更新の整合性: 環境に対するすべての更新は、スケジュール、制御、および場合によっては自動化された方法で実行する必要があります。 変更管理を制御することで、不要な停止やトラブルシューティングを減らすことができます。
- 修復の自動化: 一般的なインシデントを迅速に修復するための自動化は、顧客満足度を高め、停止を最小限に抑えるための優れた方法です。 ただし、根本原因によって既知の問題を解決する必要があります。 根本原因を解決するプロセスは長くなることが多く、自動化が迅速な解決方法です。
運用コンプライアンスは、たとえば、ランディング ゾーンの 1 つで、ワークロードごとに満たすことができます。
次の表に、運用コンプライアンスに対応する Azure ツールの一部を示します。 これらのツールのすべてが、既定の管理ベースラインの一部である必要はないことにご注意ください。
ツール | 説明 | 詳細情報へのリンク |
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Azure Automation の Update Management | 更新プログラムの管理とスケジューリング | Update Management の概要 |
Azure Policy | 環境とゲストのコンプライアンスを確保するためのポリシーの適用 | Azure Policy の概要 |
Azure Blueprint | コア サービスの自動化されたコンプライアンス | Azure Blueprints の概要 |
Azure Automation State Configuration | ゲスト OS と環境のいくつかの側面の自動構成 | 状態の構成の概要 |