分岐と条件を使用してプロセスをマッピングする
すべてのプロセスを簡単に識別して文書化できるわけではありません。 組織は複数の地域に拠点を持ち、地域ごとに販売を分岐させる場合があります。 そのシナリオでは、プロセス内のどこでこのアプローチをとるべきかを特定する必要があります。 たとえば、リードをすぐに分岐させるのか、それとも販売注文が決まってから分岐させるのかを見極める必要があります。 さらに、国や地域、通貨、言語など、どのような種類のデータを使って地域を特定するのかを見極める必要があります。
その他の考慮事項は、次のとおりです。
販売価額
利用可能な割引
承認
組織のさまざまな部門
公的部門または民間部門
要件の収集からソリューションの設計まで、プロジェクトが進行するにつれて、関連データを格納するテーブルにビジネス プロセスのステージをマッピングする必要があります。 また、各ステージに必要な手順を追跡するためのデータの列を追加します。 Dynamics 365 Sales でこのアプローチを実装する場合、特定のプロセスを完了するように導くために、ユーザーのフォームにカスタム ビジネス プロセスが表示されます。 その後、ユーザーがビジネス プロセスのステージを通過する過程でキャプチャされたデータを使用して、プロセスの効率に関するレポートを作成できます。