分散トレースを使用してパフォーマンスの問題を監視する方法について説明します。
このユニットでは、Azure Spring Apps の Application Insights 機能を確認し、マイクロサービスの問題について理解を深めます。
現在、以下のような完全なマイクロサービス スタックがあります。
- MySQL にデータを格納する Spring Boot マイクロサービス。
- Spring Cloud Gateway に基づく todo-gateway。
しかし、これら 2 つのコンポーネントだけあっても、アーキテクチャのパフォーマンスの問題を監視して調査することは、既に非常に困難になっています。
この問題を解決するには、アプリケーション パフォーマンス監視 (APM) を使用します。
- Azure portal に移動します。
- Azure Spring Apps クラスターの概要ページに移動し、メニューの [Application Insights] を選択します。
- この設定は、既に [有効] になっているはずです。
- トレース データを格納するアプリケーション マップにアクセスできるようになります。
ヒント
トレース データがシステムによって取り込まれるまで数分かかる場合があるため、この時間を利用して、ある程度の負荷を生成し、データが到着するまで待ちます。
これで、完全なアプリケーション マップと検索エンジンにアクセスできるようになり、パフォーマンスのボトルネックを見つけられるようになったはずです。