Azure NetApp Files のボリュームを、ゲスト OS 上にマウントされたファイル システムという形で仮想マシンに割り当てる
NFS または SMB ファイル共有を使用して、Azure VMware Solution (AVS) 仮想マシン (VM) から Azure NetApp Files ボリュームに直接アクセスできます。
要件
アクセスを提供するには、次のものが必要です。
- Azure VMware Solution プライベート クラウドを使用した Azure サブスクリプションへのアクセス
- ExpressRoute ゲートウェイ経由で AVS プライベート クラウドに接続されている VNet
Microsoft.NetApp/volumes
サービスに委任されたサブネット- Azure NetApp Files の Active Directory 接続
- Azure NetApp Files 容量プール
- Azure VMware Solution で実行されている Linux VM
- Azure VMware Solution で実行されている Windows VM
NFS ボリュームを Linux VM にマップする
- Azure portal で、Azure NetApp Files に移動します。
- [ボリューム] メニューを選択し、[+ ボリュームの追加] を選択してボリュームを作成します。
- [基本] タブで、選択した仮想ネットワークが AVS プライベート クラウドに接続されている VNet であることを確認します。
- [プロトコル] タブで、プロトコルの種類として NFSv3 を選択します。
- [確認と作成] タブで、[作成] を選択してボリュームを作成します。
- Azure portal で、Azure NetApp Files に移動します。 [ボリューム] を選択します。
- 前のセクションで作成した API を選択します。
- [マウント手順] を選択します。 ボリュームをマウントするために必要なコマンドをメモしておきます。
- Azure NetApp Files ボリュームを Linux VM にマウントします。
- Linux VM に接続します。
- Azure portal で提供されているマウント コマンドを使用して、Azure NetApp Files ボリュームをマウントします。
マウント コマンドを実行した後、Azure NetApp Files NFS ボリュームを作成し、Linux VM にマップしました。
SMB ボリュームを Windows VM にマップする
SMB 共有をマウントする前に、Active Directory 接続を作成する必要があります。 Azure NetApp Files で Active Directory 接続を作成したら、SMB ボリュームの作成時に AD 接続を選択できます。
- Azure portal で、Azure NetApp Files に移動します。
- [ボリューム] メニューを選択し、[+ ボリュームの追加] を選択してボリュームを作成します。
- [基本] タブで、選択した仮想ネットワークが AVS プライベート クラウドに接続されている VNet であることを確認します。
- [プロトコル] タブで、プロトコルの種類として SMB を選択します。
- [プロトコル] タブで、ドロップダウン リストから Active Directory 接続を選択します。
- [確認と作成] タブで、[作成] を選択してボリュームを作成します。
- [ボリューム] メニューを選択します。 先ほど作成したボリュームを選択します。
- [マウント手順] を選択して、ボリュームをマップするための正しいパスを取得します (例: \anf.contoso.com/smbvol01)
- Windows VM にログインします。
- [スタート] ボタンを選択し、[コンピューター] を選択します。
- [ネットワーク ドライブのマップ] を選択します。
- [ドライブ] の一覧で、使用可能なドライブ文字を選択します。
- [フォルダー] ボックスに、ボリュームのマウント パスを入力します。
- 完了 を選択します。
[完了] を選択すると、Azure NetApp Files SMB ボリュームが作成され、Windows VM にマップされます。