Bicep の概要
Bicep ファイルに、Azure にデプロイしたいインフトラクチャを定義します。 それから、開発ライフサイクル全体でそのファイルを使用して、インフラストラクチャをデプロイできます。
リソース グループを作成する
ストレージ アカウントを作成する前に、リソース グループを作成するか、既存のものを使用する必要があります。
eastus
リージョンに storageaccountexamplerg
という名前のリソース グループを作成します。
az group create --name storageaccountexamplerg --location eastus
ストレージ アカウントの作成
Azure ストレージ アカウントをプロビジョニングする Bicep ファイルの作成には、次のコードを使用します。
@description('Specifies the name for resources.')
param storageAccountName string = 'storage${uniqueString(resourceGroup().id)}'
@description('Specifies the location for resources.')
param location string = resourceGroup().location
resource myStorageAccount 'Microsoft.Storage/storageAccounts@2022-09-01' = {
name: storageAccountName
location: location
kind: 'StorageV2'
sku: {
name: 'Standard_RAGRS'
}
}
ストレージ アカウント名をカスタマイズする場合は、長さは 3 から 24 文字であり、数字と小文字のみを含めることができることに注意してください。 ストレージ アカウント名は Azure 内で一意である必要があります。
Bicep ファイルをデプロイするには、次の例に示すように、Azure CLI または Azure PowerShell を使用します。 コマンドを実行すると、デプロイが開始され、指定したリソース グループにリソースが作成されます。
az deployment group create --resource-group storageaccountexamplerg --template-file <bicep-file>
ストレージ アカウントを確認する
Azure ストレージ アカウントが存在することを確認するには、次の例に示すように、Azure CLI または Azure PowerShell を使用します。
az storage account list --resource-group storageaccountexamplerg
リソースをクリーンアップする
リソース グループを削除すると、リソース グループとその中に含まれるすべてのリソースが削除されます。 このユニットで作成したストレージ アカウントの範囲外にあるリソースが storageaccountexamplerg
リソース グループに存在する場合は、それらも削除されます。
az group delete --name storageaccountexamplerg