コントロールの動作とアクションを理解する
運用環境のキャンバス アプリを開発する前に、空のテスト アプリを作成するか、無料で使用できる多くの優れたアプリ テンプレートのいずれかを使用して、各コントロールを試してみてください。 Power Apps には、開発者とエンド ユーザーの両方に最高のエクスペリエンスを提供するように設計されている多数の優れたコントロールがあります。 コントロールにはいくつものプロパティがあり、それを変更することで、機能やパフォーマンスを損なうことなく、ユーザー エクスペリエンスを簡単に拡張できます。 運用環境のアプリの開発を始めるときは、組み込むコントロールの目的と機能についてだけでなく、ユーザーがコントロールを操作したときにどのようなアクションが発生するかについても考慮することが非常に重要です。
たとえば、アプリの状態を変更する一連のアクションまたは動作を開始するボタン コントロールをユーザーが選択するとします。 これは、ボタン コントロールの OnSelect プロパティの式によるものです。 既定では値は false ですが、次の多くのオプションに変更できます。
データ ソース内の項目を更新または削除する - Refresh、Update、UpdateIf、Patch、Remove、RemoveIf 関数。
コンテキスト変数を更新する - UpdateContext 関数。
コレクション内の項目を作成、更新、または削除する - Collect、Clear、ClearCollect 関数。
ただし、このリストは決して完全なものではありません。 コントロールの OnSelect プロパティを使用する場合、そのシンプルかつ一般的な例としては、ユーザーがボタンやアイコンなどのコントロールを選択する際の画面変更が挙げられます。 コードは次の例のようになります。
Navigate(Screen2,ScreenTransition.Cover)
上のコードで、アプリに Screen2 という名前の画面がある場合、コントロールを選択すると、画面カバーの切り替えにより、ユーザーは Screen2 に移動します。
ユーザーがアプリケーションを制御する他の方法としては、ドロップダウン、テキスト入力、日付ピッカー、ラジオ ボタンの各コントロールの OnChange プロパティによるものがあります。 チェック ボックス コントロールの OnCheck プロパティを使用して、アプリケーションを制御することもできます。 こうしたさまざまなコントロールを試して、あなたの用途に最適な機能を見つけましょう。 Power Apps なら、あなたが正に必要としている機能が見つかるはずです!