Microsoft Online Services の回復性と継続性の概要
Microsoft では、日常的なハードウェアの障害から大規模な停電まで、予期せぬイベントは発生する可能性があり、必ず発生すると認識しています。 お客様は、自社のビジネスを行うために当社のサービスに依存しており、そのため、当社はお客様のビジネス継続計画の不可欠な部分です。 Microsoft クラウドの第一の目標は、お客様が Microsoft のサービスを必要とするときに、サービスを確実にご利用いただけるようにすることです。 Microsoft では、サービスの利用性に関する Microsoft のサービス レベル契約 (SLA) を履行できるよう、回復性の高いオンライン サービスを設計し、業界標準およびベスト プラクティスに照らして定期的にテストされている包括的な最新の事業継続計画を維持しています。 当社の事業継続計画により、インシデントが発生した場合、迅速かつグローバルな規模で対応する準備が整います。
Microsoft Online Services、Microsoft 365、Azure + Dynamics 365 では、お客様のアプリケーションとデータが安全かつ利用可能であるという安心感をお客様に提供する取り組みの一環として、それぞれ ISO 22301 の認定資格を保持しています。 ISO 22301 認証はビジネス継続性に関する重要な規格であり、破壊的な出来事の予防、緩和、対応、回復を図るための厳格な手順への適合性の証です。 ISO 22301 認証の取得は、お客様に最高品質のサービスを提供するという Microsoft のコミットメントの表れです。 最新の認証は、サービス トラスト ポータルでご覧いただけます (ポータルにサインインする必要があります)。
このモジュールでは、定期的な障害がサービスの可用性に影響を与えないように、Microsoft が回復性のあるサービスを設計および構築する方法について説明します。 さらに、Microsoft が Microsoft の Enterprise Resilience and Crisis Management (ERCM) プログラムの要件を満たす方法について詳しく説明し、サービスの可用性に影響を与えるインシデントからサービスを迅速に復旧する準備を整えます。 最後に、Microsoft が可用性の監視と容量計画を使用して、お客様に最適なサービス提供を提供する方法について説明します。