データライフサイクル-保持についての理解
ほとんどのお客様の組織では、メール、ドキュメント、インスタント メッセージなどのデータの量と複雑さが増加しています。 データ保持の必要性と保存されたデータの保管場所について、効果的な計画を立てることが重要になります。
ストレージの場所
Microsoft の契約書にも記載されている通り、Microsoft では、世界各地で拡大を続けるデータセンターのネットワークを持っており、可能な限りデータが常にお客様の近くに保存されるようにしています。 オンライン サービス データのレジデンシーの詳細については、このモジュールの「詳細情報」セクションを参照してください。
- お客様またはユーザーがどの場所から顧客データにアクセスしたり、どの場所から顧客データのコピーや移動などの操作を行ったりするかについて、Microsoft は制御または制限しません。 お客様とお客様のエンドユーザーは、世界中どこからでも顧客データを移動、コピー、またはそれらのデータにアクセスできます。
- Microsoft は、国境を越えた顧客データの転送に関して国際的なデータ保護法を遵守しています。
データ保持
規制遵守、内部管理要件、または訴訟リスクの観点から、組織はメールおよび関連するデータを検出可能な形式で保存し、破棄または変更を防止 ("不変性") することが要求される場合があります。 Microsoft 365 のアーカイブ機能であるインプレース保持機能および保持ポリシー機能を使用することで、Microsoft は受信データ、内部データ、送信データの多くのクラスを保存して保持することができます。 保持されるデータには以下が含まれます。
- 受信メールと送信メールの通信データ
- メール フォームまたはオンラインド共有キュメントに含まれている帳簿や記録
- 会議出席依頼
- FAX
- インスタント メッセージ
- オンライン会議中に共有されたドキュメント
- ボイスメール
また、Microsoft では、サードパーティー データの取得管理ソリューションとの統合を通して、その他のソースからのデータのアーカイブ化を可能にするアドイン機能を開発しました。 サードパーティー データのインポート完了後、顧客は次を含む Microsoft Purview の機能をデータに適用することができます。
- 訴訟ホールド
- インプレースの電子情報開示と保持
- コンプライアンス検索
- インプレース アーカイブ
- メールボックスの監査
- 保持ポリシー