データライフサイクル-破棄についての理解
Microsoft データ処理規格では、削除後に顧客データが保持される期間を指定しています。 一般に、顧客データが削除されるシナリオは 2 つあります。
- アクティブな削除: テナントにアクティブなサブスクリプションがあり、ユーザーまたは管理者がデータを削除するか、管理者がユーザーを削除します。
- パッシブ削除: テナント サブスクリプションが終了します。
顧客がサブスクリプションを終了すると、Microsoft は顧客データを 90 日間限定機能アカウントに保持し、顧客がデータを抽出できるようにします。 90 日間の保持期間が終了すると、顧客データの保持が許可されていない場合、または法律により保持が要求されていない限り、Microsoft は顧客データを削除します。 Microsoft 365 のサブスクリプションの期限切れまたは終了後 180 日以内に、Microsoft はアカウントを無効にし、すべての顧客データをアカウントから削除します。 データの最大保存期間が経過すると、そのデータは商業的に回復できなくなります。
また、サービスのセキュリティと安定性を維持する必要がない限り、Microsoft は標準の Microsoft データ ライフサイクルの一部として、サービスによって生成されたすべての診断データを削除します。 サブスクリプションについては、サブスクライバーは Microsoft サポートに連絡して、サブスクリプションのデプロビジョニングの迅速化を要求できます。 このプロセスでは、管理者が Microsoft から提供されたロックアウト コードを入力してから 3 日後にすべてのユーザー データが削除されます。 これには、SharePoint Online と Exchange Online のデータが保持されているか、非アクティブなメールボックスに格納されています。